まいど、こんにちは~ 囲碁幼稚園・政光です。
キカシ(利かし)というのは、わりと高度な考え方で、本格的には囲碁幼稚園ではなく、囲碁中学・囲碁高校あたりの科目になってきます。
が、この前のつぶやきQ位認定 でキカシについてウッカリ(笑)つぶやいてしまったので、ちょっとその場面をみてみましょう。
「▲と△の交換をキカシとみて★にいったりする手もなくはない」
┌┬┬┬┬┬┬┬┐
├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼○┼┼●┼┤
├┼△┼┼┼┼┼┤
├┼▲┼╋┼★┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼●┼┼┼●┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
└┴┴┴┴┴┴┴┘
どういうことかといいますと、▲と△の交換がない状態だと左下の黒に対して白から◇のツケをはじめ、いろいろな手があるんですが、
┌┬┬┬┬┬┬┬┐
├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼○┼┼●┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼╋┼●┼┤
├┼◇┼┼┼┼┼┤
├┼●┼┼┼●┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
└┴┴┴┴┴┴┴┘
この形だとさすがに◇とは打ちにくい!
┌┬┬┬┬┬┬┬┐
├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼○┼┼●┼┤
├┼○┼┼┼┼┼┤
├┼●┼╋┼●┼┤
├┼◇┼┼┼┼┼┤
├┼●┼┼┼●┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
└┴┴┴┴┴┴┴┘
左のほう、白から打つとすれば、上下のハネ(◇かA)のどちらかぐらいです。
┌┬┬┬┬┬┬┬┐
├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼○┼┼●┼┤
├┼○┼┼┼┼┼┤
├A●◇╋┼●┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼●┼┼┼●┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
└┴┴┴┴┴┴┴┘
ここでの白の手を◇かAかに制限したような理屈。こういうのがキカシの考え方です。
┌┬┬┬┬┬┬┬┐
├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼○┼┼●┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
├A┼◇╋┼●┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼●┼┼┼●┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
└┴┴┴┴┴┴┴┘
逆に、左上の白を強化して、黒から▲とかの攻撃を仕掛けにくくしているのが、このキカシのマイナス点になります。キカシを打つには割り切りが必要です。
┌┬┬┬┬┬┬┬┐
├┼┼┼┼┼┼┼┤
├▲┼○┼┼●┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼╋┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼●┼┼┼●┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
└┴┴┴┴┴┴┴┘
15Qを目指しているときにキカシなんか打たなくてもいいのですが、せっかくなので頭の片隅には入れておいてくださいね。