コンピュータ囲碁の世界はモンテカルロ法によって新しい展開を見せています。
囲碁でもコンピュータがプロに勝つ日が近いのか。(4色問題のように面白くない話)
子どもの頃に読んだ数学読み物にマッチ箱とビーズ玉で作るニューロ(!)コンピュータの話があったのを覚えていて、囲碁の強いコンピュータが出現するとしたら、この方向なのかなぁ と思っていた、それが近年のコンピュータの性能アップによっていよいよ実現に向かっているというところでしょうか。
昨年、12月にはモンテカルロ法の囲碁プログラム CrazyStone が青葉かおりプロと7子で対戦して勝利した わけですが、数年前までのコンピュータ囲碁のレベルから思えばまさに画期的なレベルアップと言えそうです。
さて、この CrazyStone に「意地悪」な挑戦者が現れました。
アマ強豪(全国大会ベスト8実績あり)のnipparatさんです。
一般に、囲碁のハンディキャップゲーム(置碁)で、綺麗な手しか打てないプロ棋士よりも、あらゆる秘術をつくして相手を負かしにいくアマのほうが、下手(したて)に対してより多くのハンディキャップを置かせるというのはよくある話。
相手の弱点をついてあらゆる手段で負かせにいく「意地悪」な挑戦者の登場は、CrazyStone の実力を明かにする意味において、とても興味深いイベントだと思います。不肖、私、たまたまコンピュータ囲碁のメーリングリストに入っていたことで、この対決のセッティングをさせていただきました。来週、東京で行われます。
私の予想ですが...モンテカルロ法の囲碁プログラムというのは、1局の着手の総体が「厚い」(外勢を張るという意味ではなく、何段構えにもなっていて負かすのが大変。しぶとい)のではないか、nipparat さん、(応援しますが!)苦戦と見ます。果たして!?