考える事物事の展開の仕方は 円なのではないか? 順繰り循環な形こそ望ましい。 陰と陽、明るさと闇が二律背反で巡るような あの循環の円こそ、誉れでないだろうか? あれは、太陽が昇り落ちて夜になってまた日が昇り続ける。 この循環である。円であるあの関係性。 この世界の二律背反の思想は、えてしてこのふたつの順繰りの当番制にあるのではと ひとつ我見してみた。 人は、このような相対するモノの順番に巡りまわることでその均衡を育むのであると。