事前に、病院の薬剤師、麻酔科医の方が病室に来て、説明がありました
薬剤師の方からは、入院中に使う薬や点滴について。
アレルギー等の有無。
常用している薬はないかどうか…
丁度、咳が出て、痰を出す薬を使っていたのでそのことを話しました
麻酔科医の方からは、麻酔の種類やアレルギーの有無、今の体の状態について、副作用についての話がありました。
痰と咳が出ることは伝え、以前、胃カメラをしたときに、酷く苦しかったことを伝えました
不安なことは、ちゃんと伝えたので、不安は少し減りました
もちろん、手術のときに居てくれる、手術室看護師(オペ看)の方からも説明を受けました!
さて
家族といってきます!と別れ、エレベーターでは看護師さんとお話しながら、5階の手術室へ。
そこには、透明な自動ドア。
ちょっとした広い場所には、オペ看の方と、助手の先生が。
オペ看の方と病棟の看護師さんと引継ぎを行っていました。
(エレベーターに乗る寸前で、点滴針から血液が上がってきてしまったので…)
椅子に座って、ちょっと待っていました
不安なのを察してか、助手の先生やオペ看の方が話をしてくれました。
頭にかぶる水色のメッシュもかぶりました。
そうすると、入っていいとのことで、もう一つの自動ドアが開くと…
大きな手術室が!!
こんなにあるの
鉄の自動ドアが20個くらいある~⭐
私は、17番のドアでした。
点滴をガラガラさせながら、手術室へ
本当に歩いて行くんだなぁ~!
手術室はとてもきれいだなぁ!
あれ?海外の音楽が流れてる~!
音楽が流れてるって本当なんだー
何て思いながら、幅の狭い手術台へ。
履いてきた靴は、脱ぎっぱなしだけど…
生理になるかもと履いてきたパンツはどうするのかな?
と思いながら、オペ看さんの優しさや着々と進む手術の準備
オペ看「寒くないですか?ちょっと温度あげましょうね。」
麻酔科医「痛み止めを背中に打つの で、私に背を向けてください。」
「体育座りみたいにして、背中を丸めて。」
これは、不安が頂点に!!
見えないし、私の場合、開腹になるかもだから、硬膜外麻酔をするのは分かってたけど…
その、体制になった瞬間、反射的に声が出てしまいました…
「痛い痛い痛い…」
その声を聞いて、看護師さんは、
「細い管を入れるので、ちょっと痛いですよー。」
と説明してくださいました。
麻酔科医の方も、
「これから、痛み止めをいれますね。
背中が変な感じに押されるので。」
と説明があったと同時に、背中にボコっという感じで液体?が入り、にゅるにゅるという感じで管が…
麻酔科医「テープで管を止めますね。」
と、止め終わると、仰向けになりました。
すると、マスク登場
麻酔科医「麻酔です。深呼吸して~。」
深呼吸をしたはいいのですが、勢いよく空気が流れ、しかも乾燥していてむせてしまいました。
何度か深呼吸をして、この際だから、落ちる瞬間を知っておこうと目をギンギンに見開いていました。笑
主治医の執刀医の方がみられ、
「よろしくお願いします。」
と挨拶をしました。
目をギンギンに開いているのを見兼ねてか…笑
麻酔科医の方がちょっと頭をずらし、目が回るようにクラっとしたのがそのときの最後でした。
落ちた時間は、3時20分。ちゃんとチェックしました笑
自分の中では、落ちたって感覚ではなかったので、数分の出来事くらいの感覚でした。
助手の先生「◯○さーん!終わりましたよー。」
この言葉で起きました!
あれ?ここは…ストレッチャーの上でした!
すっごい痛いのかと思ったら、不思議と痛くありません。
ちょっと朦朧とする中で、
助手の先生「筋腫とれましたよー。触ってみる?」
と、見せてくれ、触ってみました。
私「すごい弾力。。。」
時計は、6時!
そんなやり取りをして、ガラガラと元きた道へ。
歩きながら、助手の先生から、
助手の先生「筋腫が二つあって、もう一つは、1.5㎝ので、全部取れました。」
私「二つも。写らなかったんだー。」
助手の先生「腹腔鏡で全部できましたからね。」
私「よかったー。」
主治医の先生が、頑張ってくれました。
子宮頸部筋腫、8cmと1.5㎝!
難しい場所だったのに…
ありがとうございました。
エレベーター前まで、朦朧とした中で会話をし、迎えにきてくれた看護師さんが、入院担当だったので、馴れ馴れしく…
「◯○さんだー。」
なんて…
生きてるって無事に終わったって気持ちが溢れ、つい言葉が出てしまいました。。。笑
気持ちが舞い上がっていて…笑
医療関係者によると、興奮期だとか、せん妄とかいうみたいです。
せん妄は、話がかみ合わないくらいの会話やパニックなどがあり、緊急手術により手術をしたという自覚がない方や、高齢者に多いみたいです。
意識レベルも個々それぞれで、私の場合は朦朧としながらも受け答えはできていたので、はっきりしている方かと思います。興奮期に近いかも…笑
旦那さんに聞くと、ずっと喋っていてうるさかった、気が大きくなっていた、想像ではもっとぐったりしているかと思ってた!とのことでしたので…笑
確かに…
ストレッチャーから、ベットに移動される際も、看護師さんに
「重いですよ~」
なんて言ってしまったし…笑
いや、シーツだけで、しかも3人で私を移動しようとするのがいけない!ちゃんと板を入れないと…傷が開くかも知れないし…
(ちゃんと言った理由はあるんです!)笑
待合室で待ってる家族に、ストレッチャーで運ばれている自分は、ピースをして登場したとか…笑
(手を挙げた感覚はあったが、ピースしてたのか…笑)
でも、エレベーターに乗ってきた記憶がない…廊下をガラガラと運ばれた感覚も…
病室では、旦那さんが残ってくれ、父は帰宅
よろしく、そしてありがとうと伝えました。
あとは、うつらうつら…
そんななか、旦那さんに
「半年間は妊娠できないから、そしたら、来年妊娠しないとね~。」
呼吸器を、つけながら、また筋腫が出来てしまったらと考えると、早めがいいと思っていたので思いを伝えました。
旦那さんは、
「そんなに焦らなくていいよ。ゆっくりで…」
私が体調を崩し、そしてそのまま子宮筋腫が発覚してから、旦那さんには迷惑かけっぱなしだったなぁ…
子どもが欲しいって聞かなくなったし、エッチももちろん…
我慢させっぱなしです
そろそろ、仕事ばかりでなく、家庭のことも考えないとなぁ…
面会時間ギリギリまで、旦那さんはそばにいてくれました
優しいなぁぁぁ
手術後なので、看護師さんが頻繁に夜も点滴の様子などをみにきてくれました。
まだ、うつらうつら…
でも、深く眠れない、そんな手術当日の夜。。。
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