肩の痛みはどうしたら治る? | 愛とは相手の望みを叶えること

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大阪茨木に本店。FCに、芦屋、湘南の、ミオンパシー施術サロンいぎあ☆すてーしょん総院長のブログ。
心の悩み、人間関係のストレスが原因の様々な症状を改善し人生を変えるお手伝いを目指しています。

先日からお越しになった男性は


肩の痛みの改善が目的でした。


お話をお聞きしてみると


ゴルフやテニスは一応できる。

ただ、普段の生活で何かの動作で痛む。

自覚があるのは、腕を後ろに回すような動き。


ということでした。


肩の可動域を調べてみると、五十肩

というほどではなさそうです。


腕をまっすぐ上に上げる(屈曲)

後ろに伸ばす(伸展)



腕を水平に後ろに動かす



腕を内側にねじる(内旋)



これらの動きに制限があって痛みが出ます。


五十肩では、これ以外の動作でも

全て痛みが出ますし

かなり可動域が狭くなるので

この程度なら五十肩ではありません。


こういう肩の痛みが出ている時に

改善するために大事なのは

痛みが出ている場所に焦点を当てないこと。


怪我などの時は、痛みが出ている場所が

原因の場所です。


ですが、慢性痛において

特に関節痛に関しては

痛む場所と原因の場所が違うことが

ほとんどです。


私の31年の経験から言うと

限りなく100%に近い割合で

関節痛の原因は関節そのものではなく

その関節を動かす仕事をする筋肉にあります。


そしてまた、そのほとんどの原因は

その関節を動かすための筋肉ではなく

反対の動作のために使われる筋肉です。


ちょっと分かりにくいですよね?😅


少し分かりやすくするために

一つの動作に絞って説明しますね。


この男性の肩の痛みでいうと

腕を胸の前に持ってくる動作(水平内転)



これで、肩関節が痛みます。


例えば、この動作で伸びている筋肉

つまり、背中の筋肉や肩の三角筋

という筋肉が伸ばされて痛い

というなら、分かりやすくないですか?

イメージしやすいのではと思います。


下の図でいうと

菱形筋や僧帽筋、そして三角筋の後ろの部分が

水平内転の動作で伸ばされます。




良かったらちょっとやってみてください。

腕を胸の前に持ってきてその腕を胸の方に

押し付けるような動作です。


そういう事をすると

肩の痛みがない人は

背中とか腕の後ろの方に突っ張る感じが

あるのではないでしょうか?


ストレッチしている感覚ですよね。


ところが、この動作で「肩の関節が痛い」

と、この男性は感じるんです。


この時に痛みを出しているのは

肩関節の関節包という組織です。


身体の仕組みにあまり詳しくない

一般の方は、肩が痛いと骨が痛い

と、感じることが多いようですが

骨には痛覚がありません。


痛みを感じるのは、骨を包んでいる骨膜

※骨膜は痛みを感じます。

が変化した関節包です。


「関節が痛い」と感じる時は

ほとんど関節包が痛いのです。


そして、ここからが大事なところなのですが

関節包が痛む原因になるのが

腕や水平内転する筋肉と反対の仕事をする

背中や三角筋の後ろの筋肉なのです。


水平内転の動作では

背中側の筋肉が伸びる必要があるのですが

硬くなって伸びないことで

水平内転の動作のブレーキになります。


車でいうと、サイドブレーキがかかったまま

ギアをドライブに入れてアクセルを

踏んでいるのと似ています。


もしも、サイドブレーキがかかっているのを

気づかずに、アクセルを踏み続けたら

どうなると思いますか?


車のエンジンが壊れてしまいます。


当然壊れてしまう前に

最近の車なら危険を知らせるランプが点灯したり

何か音が鳴るかもしれないですね。


人の身体では、それを痛みとして

知らせる仕組みになっています。


「無理すると関節が壊れますよ」

というお知らせが、痛みです。


車の話に戻ると、サイドブレーキを引いたまま

アクセルを踏み続けると

壊れるのはエンジンですよね?


でも原因は?

そう!サイドブレーキがかかったまま

が、原因ですよね?



つまり、車の場合壊れる場所(エンジン)と

原因(サイドブレーキ)は別ですよね?


これと同じことが身体にも言えるんです。

水平内転の動作で痛むのは肩関節(関節包)


でも、原因は背中の筋肉が硬くなって

伸びなくなっていること。


車のエンジンが肩関節。

サイドブレーキが背中の筋肉。


ということなんです。


そして、背中の筋肉が慢性的に

硬くなる現象を拘縮=筋肉ロック®︎

といいます。


拘縮して硬くなった筋肉は伸びないので

伸ばすような動作のストレッチなどをしても

筋肉が伸びる感覚を感じる前に

関節に痛みが出ます。


これが、なかなか治らない

慢性の関節痛の本当の原因です。


この事を知っている人があまりに少ないので

慢性痛で悩む人がなかなか減りません。


この男性は、痛みが出る動作の種類が

多かったので、120分の予約を入れて

くださっていました。


そのおかげで、肩の痛みの筋肉の原因の

筋肉ロックを全てリリース出来たので

全ての動きの痛みがなくなり

可動域も正常になりました。


痛みを取る、減らすだけ、という

対症療法ではなく

原因から無くしてしまう

という施術ですので

しばらく痛むことはないでしょう。


ちなみにこの男性、1年前に腰痛で

お越しになったのですが

その腰痛は1年後の今も全然痛くない

ということでした。


もしも、身体のあちこちの関節痛で

悩んでおられるのなら

一度、私が行っている整体法

CT系手技療法ミオンパシー®︎を

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