陸上競技のトラックは、なぜ左回りなのか? | 愛とは相手の望みを叶えること

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大阪茨木と東京代官山の整体院「いぎあ☆すてーしょん」総院長のブログ。

心の悩み、人間関係のストレスが原因の様々な症状を改善し
人生を変えるお手伝いができれば、と思っています。


8月112日のジャンクSPORTS

陸上競技、スピードスケート、競輪など

なぜ、全部左回りなのか?

についての内容がありました。





番組内では

明確な理由が述べられなかったので

代わりに私が解説しますね。


なぜ、これらのスポーツは全て左回りなのか?


その理由は、人の体の構造と働きにあります。

そのポイントは内臓の位置と

背骨の彎曲、そして骨盤の可動性です。


少し複雑ですが

興味のある方は、読み進めてくださいね。


まず、人の体は左右対象ではありません。

左側に心臓。右側に肝臓という

大きな臓器があります。


そのことで、胸椎の心臓付近は

心臓を避けるようにして

右に彎曲しやすくなっています。

肝臓のある位置の胸椎から

腰椎にかけては

左に彎曲しやすくなっています。


重力で椎間板が潰れないように

背骨が前後に彎曲していることは

皆さんご存知だと思いますが

実は、左右にも彎曲するのです。


ウサインボルト選手で有名になった

特発性側彎症も

特殊な例を除いて、全員同じ方向にしか

背骨は彎曲しません。


そして、背骨が彎曲する時には

必ず回旋を伴います。

左に背骨が曲がる時には

背骨の椎体が右に回旋します。

後ろから見ると、背骨の棘突起が左に回ります。

この図は前から見た背骨です。


腰椎と仙骨(骨盤の真ん中にある骨)

の関係では

腰椎は、基本的に

右に曲がりやすくなっているので

左に回旋する傾向があります。

仙骨は、反対に右に回旋しやすくなります。



この、反対の動きがあるから

人は腰をねじりながら歩いたり走ったり

出来るわけです。

もし、腰椎と仙骨が

同じ方向にしか動かなかったら

昔の日本人がしていたという

ナンバ歩きしか出来ないことになります。


もう少しで、左回りの謎が解けますから

お付き合いくださいね。


内臓と背骨の関係から

腰椎は右に側屈しやすく

左に回旋しやすくなっている

ということが分かりました。


そして、腰椎が左に回旋すると

仙骨は右に回旋するということ。


次に仙骨には腸骨が付いています。

仙骨と腸骨の間にも

腰椎と仙骨の関係と同じく


ギア的な働きが生じます。

つまり

仙骨が、右に回旋することで

仙骨の左側が前に出て

右側が後ろに動くことになります。


すると

左の腸骨は後方に回旋し

右の腸骨は前方に回旋します。


左の人腸骨が後方に回旋する時には

やや開きながら回旋します。

エクスターナルという動きです


一方、右の腸骨は前方に回旋しながら

閉じつつ動きます。

インターナルという動きです。


つまり

腸骨が後方に回旋しながら開くように動き

右が前方に回旋しながら閉じるように動く

という動きがあることで

人は体を左に回旋しやすくなる

ということなのです。


実際に動きながら説明すると

分かりやすいのですが

文章で説明するのは

とっても難しいと

書きながら思いました(笑)。


というような理由で

陸上競技のトラックや

スピードスケートのリンクなどが

左回りになっているのです。


番組の中では

陸上競技のトラックを左回り右回りと

走った結果

左回りの方が速く走れる

となっていましたが

こういう理由があったのです。