『あさきゆめみし』全7巻文庫版
「其の九」=「葵」帖、しかし「其の十」もまた「葵」帖からでり、ここからマンガの章立て番号と、原作の帖数がズレていく。
やはり、章立ては、紫式部の原作通りに桐壺、帚木、空蝉、夕顔、、、とした方が、趣き深く、また後々の参照用にも扱いやすい。
原作を超えて書き足してしまう傾向。
葵が亡くなる場面「愛に言葉などいらないのだ」
桐壺帝の崩御場面「貴方にも、源氏にも、許して欲しい」
紫との結婚場面「一生、私以外の女の方は許しませんよ、よろしいわね」
『マンガ源氏物語(岸田恋)』全4巻
脚注が適度で分かり易い。
あらすじが追いやすい。
『源氏物語(花村えい子)』全3巻
和歌で締める傾向、分かりにくい。
あらすじも追いにくい。
『源氏物語(長谷川法世)』全3巻
さすがに花がない。
あらすじも追いにくい。