アンティーク シルバーを多く見てきて、分かったこと。

イギリスの同好会やクラブで、メンバー向けに銀製品を贈るのは、ほぼ決まってゴルフ クラブか、ライフルの会であること。

英国社会をより深く知る手掛かりになるかも知れません。

 

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『LOOK FORWARD (前を見よ)』 スターリングシルバー ティースプーン with ブリティッシュ シルバー ホールマーク
1922年 シェフィールド アセイオフィス
 

http://www.igirisumonya.com/20085


今から百年近く前に作られたスターリングシルバーのティースプーンです。 かなりな古さの銀ではありますが、コンディションがよろしくて、綺麗なアンティーク シルバーと感じます。 

柄先の飾り部分は直径は2センチほどありゴージャスな雰囲気に仕上げっています。 この飾り部分の大きさもあって、銀が多めに使われていることから、持ちはかりは14グラムと、けっこうな銀の重さになっているようです。
 

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英国ライフル協会の関連アンティークと思われ、ハンドル表側の中ほどには『LOOK FORWARD (前を見よ)』という言葉のレリーフがあります。 「LOOK FORWARD」というポジティブな言葉の響きに好感が持てました。 

写真三番目に見えるように、ボール裏面には四つのブリティッシュ ホールマークが刻印されています。 ホールマークは順にメーカーズマーク、シェフィールド アセイオフィスの王冠マーク、スターリングシルバーを示すライオンパサント、そしてデートレターです。 



それから、柄の裏面に見える数字はデザイン登録の番号で、「RD No. 502958」とあります。 イギリスのパテントオフィスに登録して、特許を取ったことが示されています。

写真のアンティーク シルバーの作り手が、このデザインをパテント登録オフィスに持ち込んで、わざわざ特許申請をしていることから考えても、ほぼ一世紀の昔に、自信を持って世に送り出した意匠の一つだったろうと理解できます。

写真の品の場合はブリティッシュ シルバーホールマークの刻印がありますので、製作年の特定が出来るわけですが、このデザイン登録番号をたどっていっても、やはり1922年から数年前の登録年にたどり着けるはずです。 このアンティーク シルバーには製作年を示す手掛かりが多く残されており、こういうことが可能なのは、過去資料の整っている英国アンティークならではの面白さの一つでありましょう。

英国でアンティークという言葉を厳密な意味で使うと、百年以上の時を経た品物を指します、そして百年もので素晴らしいアンティークはそうはないものです。 この品はもうすぐ‘アンティーク’になろうという古さで、時の流れを感じさせてくれますし、ほぼ未使用と思われるコンディションの良さもポイントになっています。 気に入った古いものを使っていくうちに、自分の手元で‘アンティーク’になっていくことはコレクターの喜びとも言え、このシルバースプーンにはそんな楽しみ方もあろうかと思います。

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