ヴィクトリア時代に作られた鉄道、今ではレールも外され、散歩道。

散歩道の途中にはヴィクトリアン鉄橋の遺構も。

 

 

「情報を吸収し、発信し、広める力という観点で見れば、人生が二倍になる。…地方ごとの違いと対立を生み出している偏見と狭量が、この高貴な発明によって解消されていく。」  これは何の話でしょうか。 私は現在進行中の IT 革命のことかと思いました。実はヴィクトリア期鉄道狂時代の新聞記事。

 

【ヴィクトリア時代に作られた鉄道、今ではレールも外され、散歩道】

 

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この散歩道、いまや往時の面影が全くありませんが、昔は汽車が走っていました。
役割終えて線路も何もかも外されて、50年以上が経ち、ほとんど自然に帰っています。
これも鉄道遺構というのでしょうか。名前はかわいいニッキーラインNickey Line(1877年~1959年)

 

ヴィクトリアン鉄橋が今でもしっかり黒ペンキで塗られて、錆びることなく保護されていました。古いものを慈しみ、大切にするイギリス人のアンティーク魂を感じます。 Nickey Line友の会みたいな集まりがあって、ペンキを塗ったり、道の脇にヘッジを作ったり、散歩道の整備に努められているようです。

 

【散歩道の途中にはヴィクトリアン鉄橋の遺構も】

 

 

British Railways、London ブラス ボタン 


イギリス国鉄のブラスボタンで、車輪の上下にBRITISH RAILWAYSの文字が入っています。裏面にはボタンメーカーの名前と、LONDONの文字があるのもよいでしょう。

アンティーク 英国鉄道 ブラス ボタン(英国 アンティーク シルバー 英吉利物屋)

British Railways のブラスボタンということですが、イギリスの鉄道は民営化されて、イギリス国鉄は既に無くなっておりますので、ノスタルジーの対象となります。イギリスにおける鉄道の歴史を見てみると、初めは民営だった鉄道が国有化されて、その後また民営に戻ったという経緯があります。

アンティーク 英国鉄道 ブラス ボタン(英国 アンティーク シルバー 英吉利物屋)

ポワロシリーズの『ABC殺人事件』は、推理小説としては旅情もののはしりとも考えられ、ポワロとヘイスティングスが鉄道でイギリス各地に出かけます。そもそも「ABC」とは、ヴィクトリア時代に創刊された「ABC時刻表(ABC Alphabetical Railway Guide)」のことでもあり、鉄道駅や客車コンパートメントでのシーンが多いので、古きよきイギリスの鉄道時代が偲ばれる映像作品です。British Railways ブラス ボタン アンティークと合わせてお薦めしたいと思います。

イギリスは世界で初めて鉄道網を完成させた国であり、ヴィクトリア時代の大発展は鉄道の発達によるところ大でありました。イギリス人の鉄道に対する思い入れは、相当なものだと感じます。

当時のイギリスは鉄道狂時代と呼ばれます。「情報を吸収し、発信し、広める力という観点で見れば、人生が二倍になる。…地方ごとの違いと対立を生み出している偏見と狭量が、この高貴な発明によって解消されていく。」 現在進行中のIT革命の話かと思いきや、そうではなくて、これは170年ほど前に鉄道投資熱で浮かれていた頃のイギリスの新聞記事なのです。 

1845年にはイギリス中で約600路線の鉄道開設が進められていたそうです。世の中は次第に鉄道投機熱に浮かれていきます。 そしてついに 1849年には鉄道バブルが弾けてしまったわけですが、それでも鉄道網は残ったことは、イギリスにとって幸いでした。 

『19世紀の英国(Harvie & Matthew著)』によれば、1848年には英国内の鉄道総延長は、もう既に 8000マイル(=12800km)に達し、北はスコットランドのアバディーンから南はプリマスまで、イギリスの鉄道網はほぼ完成しました。ヴィクトリア時代の大発展の基礎が出来上がったのです。

イギリスの鉄道発達史を眺めていて、面白いと思われるのは、イギリスでは民間会社がどんどん鉄道を作っていって、国が主導するということがなかった点です。日本の鉄道史を考えてみれば、まずは国家が鉄道を計画して、日本を豊かにしようと国中に広げていくのが当たり前だったように思うのですが。

歴史を紐解くと、資本主義の先進国であったヴィクトリア時代のイギリスにおいては、鉄道の延長はまったく民間にゆだねられていました。 ところが、計画性のない無秩序な鉄道建設にはやはり問題もありました。儲かりそうだとなると、同じく区間に複数の鉄道が敷かれたり、あるいはまた、何でそんなところにというような場当たり的な鉄道敷設もあったのでした。

そんなわけで、鉄道の中には商業的に採算割れとなって、破綻の末路をたどっていくものも少なからずありました。ところが、イギリス人の面白いところは、そうした昔の破綻鉄道の多くが現在では観光用になって、今でも蒸気機関車を走らせる観光鉄道としてイギリス各地に数多くあることです。 イギリス人のアンティーク好きと鉄道に対する思い入れが合わさった結果なのでしょう。 

 

 

 

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