英国のアンティーク シルバー ティーポット、大型となると、実際のところ、かなりの大きさと思います。本体の重さが0.73kgあって、ティーをたっぷり入れると、全体で2kg近くになりますので、お茶をサーブするのもかなりの仕事になります。大型と中型のサイズを比較してみましょう。

 

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スターリングシルバー ティーポット with ブリティッシュ シルバー ホールマーク
容量 2パイント(1140ml)、重さ 728g、1928年 シェフィールド、William Hutton & Sons Ltd作

しばらく使っているうちに作られてから百年が経過しようという古さは、銀のティーポットとして、やはり大きな魅力になりましょう。 コンディションも良好な状態で今日に至っており、お薦めできます。

アンティーク スターリングシルバー ティーポット(英国 アンティーク シルバー 英吉利物屋)
蓋のつまみまでの高さ 14.7cm、注ぎ口先端からハンドルまでの長さ 29.2cm、最大横幅 12.9cm、重さ 728g、容量 2パイント(1140ml)、1928年 シェフィールド、William Hutton & Sons Ltd作、http://www.igirisumonya.com/20052

サイズ的にはイギリスにおいては、この大きさがティーサービスとしては標準サイズになりますが、実際のところ、かなりの大きさと思います。本体の重さが0.73kgあって、ティーをたっぷり入れると、全体で2kg近くになりますので、お茶をサーブするのもかなりの仕事になります。 

とは言うものの、これだけの銀の重さとなりますと、貴金属としての銀というところも意識され、一世紀ほど前に作られて今日に至るまで、財産としての銀という側面も好まれてきたのだろうと思って見ております。

アンティーク スターリングシルバー ティーポット(英国 アンティーク シルバー 英吉利物屋)

容量は2パイントを意識して作られています。 目一杯で 1400ml 入りますが、2パイント(=1140ml)程度でお使いいただくのがよいでしょう。 サイドから見て、丸みを帯びたシェイプに、温かみと落ち着きを感じます。

普段に一人二人で使うとなると、ちょっと大き過ぎる感じもしますが、ティーパーティーでおもてなしするには、大勢でお茶が楽しめますし、豪華でよいでしょう。 いろいろとシルバーウェアを使っていくと、やはり一度は正統的なスターリングシルバーのティーポットが欲しくなるものでもあります。 これだけ大きい銀器ですから、銀を使っていく喜びは堪能できましょう。 また、ティーの季節になれば、ティーパーティーに限らずどんどん普段使いしても楽しいと思います。  お茶好きの方であれば、大は小を兼ねるとも言いますし、普段使いでシルバーティーポットとともに暮らしてみるのも、使い方の一つと思うのです。

木製ハンドルには指かけもありますので、使い勝手がよく、ポットのお湯残量が多い時でも少ない時でも、すっきり気持ちよくお湯切れします。 蓋のつまみは、お手入れする際には取り外しが可能に出来ています。 ポットの側面部分には、「William Hutton & Sons Ltd」のメーカーズマーク、シェフィールドの王冠マーク、スターリングシルバーを示すライオンパサント、そして1928年のデートレターと四つのブリティッシュ ホールマークがくっきり刻印されています。 また蓋の裏面にもライオンパサントとメーカーズマークの刻印があります。

アンティーク スターリングシルバー ティーポット(英国 アンティーク シルバー 英吉利物屋)

作られたのは今から九十年近く前の1928年になります。 英国で「アンティーク」という言葉を厳密な意味で使うと、「百年以上の時を経た品」を指すことになります。 そんな訳で、英語で言うと「It will become an antique in ten years. (この品はあと十年でアンティークになります。)」という言い方をされることがあります。 アンティークコレクターにとっては、やはり百年という年月の経過は大きなメルクマールになりますので、このような会話がなされる機会も多いのです。 
http://www.igirisumonya.com/20052
アンティーク スターリングシルバー ティーポット(英国 アンティーク シルバー 英吉利物屋)

この銀のティーポットが作られたのは1928年ですから、正式なアンティークに昇格するまでに、あとまだ十年ほどかかりますが、ほぼ射程に入ってきております。 気に入った古いものを使っていくうちに、その品が自分の手元で‘アンティーク’になっていくことは、コレクターの喜びとも言えますので、このシルバーポットには、そんな楽しみ方もあるかと思うのです。

シルバースミスの「William Hutton & Sons Ltd」は、1800年ちょうどにWilliam Huttonが始めた歴史のある銀工房です。 息子から孫へと家族経営が続き、まわりのシルバースミスを吸収合併しながら、次第に有力メーカーの一つに成長していきました。 そして、ヴィクトリアン後期には、Herbert, Robert, Edwardの三人の孫たちが共同パートナーとなって銀工房が運営されておりました。

末っ子のEdwardには、最も芸術センスがあったのか、本体である「William Hutton & Sons Ltd」のメーカーズマークの他に、独自のメーカーズマークである「EH」刻印の作品が今に残っています。

おそらく、二人の兄たちはファミリービジネスの規模を拡大するという経営面に、より長けていて、末っ子のEdwardは経営より銀そのものに関心が高い人だったのではないかと思うのです。

「William Hutton & Sons Ltd」のメーカーズマークは縦横に並んだ文字配列が特徴的なので、一度でも見れば記憶に残ることでしょう。 楕円形のメーカーズマーク中央に位置する大きなHの文字がマークを四つの領域に分割し、それぞれにW、&、Ss、LDの文字が配された凝った作りのメーカーズマークになっています。

 

 

大型シルバーポットと比較できるように、中型ポットを二つご紹介しておきます。

 

マッピン&ウェッブ シルバープレート ティー or コーヒー ポット
蓋のつまみまでの高さ 19.0cm、注ぎ口先端からハンドルまでの長さ 17.2cm、ボディの最大直径 9.8cm、重さ 512g、容量 1.5 Pint(=855ml)、Mappin & Webb作、http://www.igirisumonya.com/20044

 

エルキントン シルバープレート ポット
高さ 19.0cm、重さ 540g、最大横幅 8.3cm、ハンドルの先から注ぎ口までの長さ 19.1cm、容量 1.25パイント=712ml、エルキントン作、http://www.igirisumonya.com/20070

 

William Hutton & Sons:http://www.igirisumonya.com/20052
マッピン&ウェッブ:http://www.igirisumonya.com/20044

エルキントン:http://www.igirisumonya.com/20070

 

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