社会保険審査会は、健康保険、船員保険、厚生年金保険及び国民年金の給付等処分に関して、第2審として行政不服審査を行う国の機関です。
もっとも案件として多いのは障害年金関係となっています。
下のグラフでわかるとおり、再審査請求の受付件数は年々増加しています。
いったいどこまで伸びるのだろうかと思っていましたが、平成24年度においてはようやく前年度の受付件数を下回りました。
審査請求・再審査請求が増加している原因はいくつもあると思います。
決定者の説明不足、請求者の権利意識の向上、情報入手のしやすさ、請求の手軽さ、容認決定割合など。
限られた人員で行う審査請求・再審査請求であるため、今後も請求件数が増加するのであれば、抜本的な対策が必要と思われます。
なお、審査請求の受付・処理件数は、探しましたが見つかりませんでした。
公表されていないのかな?