昨日春のセンバツが有観客で開催予定ということが発表され、明治神宮大会中止で宙に浮いていた「明治神宮枠」が「21世紀枠」の増枠となることが決まりました。

ということで、ここ数年の恒例記事ではありますが、筆者の「勝手にセンバツ選考委員会」として1月29日に行われる選考委員会に先駆けて、出場32校を予想してみたいと思います。

 

 

90回大会の勝手に選考委員会

91回大会の勝手に選考委員会

92回大会の勝手に選考委員会

 

それでは筆者予想の21世紀枠を含めた出場校32校です。

 
【21世紀枠】
・八戸西高(青森)
・富山北部高・水橋高(富山)
・東播磨高(兵庫)
・具志川商高(沖縄)
【北海道】
・北海高(北海道)
【東北】
・仙台育英高(宮城)
・柴田高(宮城)
【関東・東京】
・健大高崎高(群馬)
・常総学院高(茨城)
・専大松戸高(千葉)
・東海大甲府高(山梨)
・東海大相模高(神奈川)
・東海大菅生高(東京)
【東海】
・中京大中京高(愛知)
・県岐阜商高(岐阜)
【北信越】
・敦賀気比高(福井)
・上田西高(長野)
【近畿】
・智弁学園高(奈良)
・大阪桐蔭高(大阪)
・市和歌山高(和歌山)
・京都国際高(京都)
・神戸国際大付高(兵庫)
・天理高(奈良県)
【中国】
・広島新庄高(広島)
・下関国際高(山口)
・鳥取城北高(鳥取)
【四国】
・明徳義塾高(高知)
・聖カタリナ高(愛媛)
【九州】
・大崎高(長崎)
・福岡大大濠高(福岡)
・明豊高(大分)
・宮崎商高(宮崎)
 
<選考理由>
【21世紀枠】枠:4
各地区の候補校は下記の通り。
北海道…知内高(北海道)道大会4強
東北…八戸西高(青森)県大会準優勝→東北大会8強 ※1勝
関東…石橋高(栃木)県大会準優勝→関東大会初戦敗退
東海…三島南高(静岡)県大会4位
北信越…富山北部高・水橋高(富山)県大会3位→北信越大会初戦敗退
近畿…東播磨高(兵庫)…県大会準優勝→近畿大会初戦敗退
中国…矢上高(島根)…県大会4位→中国大会初戦敗退
四国…川之石高(愛媛)…県大会8強
九州…具志川商高(沖縄)…県大会準優勝→九州大会8強※1勝
 
東日本ブロック(北海道~北信越)、西日本ブロック(近畿~九州)からそれぞれ2校づつ選ぶ方式として考えました。
実績的に地区大会に進出して1勝をマークしている八戸西と具志川商がまず当確。東日本からはやはり話題性から連合チーム初の甲子園出場ということになる富山北部・水橋を選出。残る西日本1校は激戦区兵庫を勝ち抜き、近畿大会で市和歌山高と接戦をした公立高、東播磨を選出しました。
 
【北海道】一般枠:1
北海道は全道大会を制した名門北海高が文句なしの選出。全道大会5試合で1失点と投手力に期待が持てそうです。
【東北】一般枠:2
決勝は宮城県勢同士の対戦で仙台育英高が18-1の大差で柴田高を降しました。この同県対決で大差になったこと、準決勝で仙台育英高に0-1と接戦だった花巻東高を地域性から推す声もありそうです。しかし、決勝がこれだけの大差になったのは柴田高のエース谷木が「1週間500球以内」の球数制限により決勝戦では19球しか投げられなかったため。宮城3位ながら1回戦からの登場で青森・八戸学院光星高、福島・東日本国際大昌平高、山形・日大山形高と3県の優勝校を降した実績は評価に値すると考え逆転選出はなしと見ます。(これで花巻東高を選出したら公立校にとっての球数制限は不利にしか働かない・・・)
【関東・東北】一般枠:6
関東大会の4強、健大高崎高、常総学院高、東海大甲府高、専大松戸高と東京大会優勝の東海大菅生高はまず当確。
残り1校が関東大会8強の4校と東京大会準優勝の日大三高の争いとなりますが、関東大会準決勝が2試合ともコールド決着だったことがやや話をややこしくしそう。
開催県優勝のスーパーシードながら初戦敗退の木更津総合高、栃木優勝ながら健大高崎高にコールド負けの国学院栃木高、専大松戸高に完封負けの鎌倉学園高は決め手に欠き、神奈川優勝で準々決勝で東海大甲府高にサヨナラ負けの東海大相模高が関東5校目に浮上してきます。
東京準優勝の日大三高は伝統の強力打線がやや迫力不足で決勝はわずか2安打と完敗。昨年も準優勝の帝京高が決勝の完封負けで選考から漏れたため、地域性からも東海大相模高に軍配が上がると考えます。
【東海】一般枠:2
昨年の秋東海大会と同じカードとなった決勝戦はサヨナラ決着で優勝の中京大中京高と準優勝の県岐阜商高の名門2校で文句なし当確。
【北信越】一般枠:2
優勝の敦賀気比高は文句なしの当確。準優勝の上田西高も本来であればすんなり選考というところですが気になるのが決勝のスコア。北信越大会決勝が5-16の大敗。敦賀気比高に準決勝で敗れた新潟・関根学園高が延長10回サヨナラ負けという結果に分がありそうな気もしますが、昨年も決勝が星稜高19-1日本航空石川高と大差でしかも同県にもかかわらず、すんなり決勝進出2校の選出となったため、同一県ではない今回も決勝進出校2校ですんなり決まると考えます。
【近畿】一般枠:6
4強の智弁学園高、大阪桐蔭高、市和歌山高、京都国際高は文句なしにまず当確。8強から残り2校ですが兵庫1位で準々決勝1点差負けの神戸国際大付高は当確で問題は6校目。京都1位の龍谷大平安高は智弁に3-8とあって苦しいか。智弁和歌山高は市和歌山高に0-2と接戦も市和歌山高に対し新人戦、県大会、近畿大会と3連敗はマイナス要素。準々決勝で大阪桐蔭高にコールド負けながら奈良大会決勝で近畿大会優勝の智弁を8-2で下した天理高が6校目とみます。
【中・四国】一般枠:5
中国大会優勝の広島新庄高、準優勝の下関国際高、四国大会優勝の明徳義塾高、準優勝の聖カタリナ高はまず当確。
もう1校は中国4強の鳥取城北高、米子東高と、四国大会4強の鳴門高、小松高の中からの選考となりますが、準決勝コールド負けの米子東高と鳴門高は選外。優勝した広島新庄高に1点差惜敗の鳥取城北高と聖カタリナ高との同県対決で延長サヨナラ負けの小松高との比較になりますが、地域性から鳥取城北高に軍配が上がると見ます。
【九州】一般枠4校
ここはすんなり4強進出の大崎高、福岡大大濠高、明豊高、宮崎商高の4校で文句なし。
 
以上が「勝手に選考委員会」の選考結果になります。果たして全出場校的中なるかな?