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本日の記事もYahoo!ニュースに載っていた記事から思うことを述べたいと思います。先日の「レジェンドへの敬意の表し方(http://blogs.yahoo.co.jp/igechan22/14432669.html)」という記事にもリンクする話になりますがお付き合いのほどを。

野球記念館 成功例少ない現実
記事の要旨はスポーツ選手の業績をたたえる記念館はテーマパークの盛衰に似ていて、人気絶頂のうちは来館者でにぎわうが月日の経過とともにファンの関心が遠のき、閑古鳥が鳴き始め成功例が少ない。野球選手の記念館は時代を超えて支持されにくい「泣きどころ」があるというもの。

松坂大輔や城島健司の記念館がすでに閉館されているというのにはびっくりしましたが、この記事の最後に述べられている通り野球人の記念館構想は、選手の引退後、ゆかりの球場、学校の一角に造った方がよいという考えは激しく同意できますね。そう考えると山口の「津田恒実メモリアルスタジアム(http://blogs.yahoo.co.jp/igechan22/13570119.html)はいい例だなと思います。
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筆者が訪問したことのあるこういった記念館としては倉敷にある「星野仙一記念館(http://1001-kinenkan.jp/)」があります。
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観光地として有名な「美観地区」の一角の通りから少し奥に入ったところにあります。星野氏の足跡をたどることのできるトロフィーやユニフォームなどが展示されていますが、スペースもあまり広くなくこの先維持ができるのかな?と正直思いました。
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では、このような選手の記念品や足跡を記念館という形で永続的に展示するにはどうすればいいのか?
筆者の私案ですが、プロ野球12球団がそれぞれ球場内や同じ敷地内に自チームの歴史を紹介する記念館を設け、球団に貢献したレジェンドたちを後世に語り継いでいけばいいのではないでしょうか?
この筆者の私案の球団別記念館はまさにそのチームに特化したもので、「チームの殿堂」などを設けることで、チームに貢献があったが東京ドームの野球殿堂博物館の野球殿堂入りは叶わなかったOBたちを顕彰し、現在のファンそして後世のファンたちに伝えていくことができるのではないかと思います。また、球場に隣接することで一定の集客も見込めるのではないかと考えます。
理想的な例が甲子園球場内にある甲子園歴史館にタイガースゾーンがあるような感じですかね。「浪速の春団治」川藤さんの展示がされているのが印象的でした。
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ジャイアンツも町田に新しいファーム施設建設の計画があり、球場の他に商業施設などを併設する構想のようですが、ぜひチームの殿堂の様なものを設置してもらいたいなと思います。
どんな形であれ、野球界の歴史を築いてきた先達たちへの敬意とその業績を後世へ伝えていくことが大事だと思います。記念館というコンテンツでの伝え方も大事だと思いますが、一時的なハコモノとしてではなく継続的に運用していってほしいなと思います。

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