どうも研修医丸です。残り1ヶ月で第115回医師国家試験ですね。今回はコロナウイルスの影響で受験生の勉強時間が大幅に増加し受験生のレベルがインフレしているとの噂を耳にします。医療界にとってはいい事ですが当の本人たちは辛いと思います。残り1ヶ月体調に気をつけて頑張ってください!!

 

さて今日は私が第113回医師国家試験を受けた時の思い出でも話そうかなと思います。

 

第112回の名古屋大学医学部は優秀で国試模試の学校順位は1位を総なめしていたが、我々の代は名古屋市立大学、三重大学、岐阜大学に後塵を拝していた。

以前から我々の代はあまり優秀で無いことはなんとなく分かっていた。名古屋大学医学部は鍼灸に関して寛容で医学部6年の間で留年者は3人くらい出るのが通例である。出ない年もある。しかし我々の代は10名出ていたので前代未聞とされていた。(学長からこの代はすごく心配していると実際に言われました。

 

医師国家試験において殆どの学生が映像授業を受講する。いくつかの会社があり、MEC、Medic media、Medu4、TECOMの4社が大手である。

私たちの代は約8割がTECOM派、1割がMEC、残りがMedu4,Medic mediaでした。(近年、その勢力図は完全に逆転し、Medu4,Medic mediaを受講する学生がかなり多いらしい)

 

2019年1月、私は3月に控えていた結婚式の準備に追われていました。結婚式の準備というのは意外と大変で毎週ある打ち合わせでどこをどうするか全て自分たちで決めるため毎週疲弊していました。

結婚式をするのに国家試験に落ちるわけにはいかないというプレッシャーもかなり大きいものでした。受験が近くに連れていろんな予備校からの色んな情報が錯綜し結構頭が混乱せしていたように思います。

 

また医師国家試験の勉強をしていて本当に痛感したのは腐っても名大医学部生だなということです。医学部6年間の間ペンの握り方を忘れるほど部活やバイト、遊びに熱中している人も多いです。そんな人も国家試験の勉強となるととんでもないポテンシャルを発揮し始めます。いやぁ、やっぱすごいなそう感じました。

 

結果は

必修:95%、一般臨床:85.5%でした。必修に関しては模試では80%近傍しかとったことがなかったので本番は出来過ぎという感じでした。一般臨床に関してはいつも通りでした。

 

今となってはなんであんなにもプレッシャーに感じていたんだろうと思いますが、当事者というのはやっぱり外部の人とは違う何か特別なものがあったのでしょう。