受験生の子を支えてこられた親御さんからの、たくさんのメッセージをいただきましてありがとうございます。
こんなにも我が子のために、支え、応援している親御さんたち。
全てのお子さんが志望の道に進んでくれたらと・・・切に思います。
そしてメッセージを頂いて、私の時代よりもずっと大変だなと思う一つがあります。
それは「グループLINEのお付き合い」です。
ママ友同士での合格の報告がグループLINEで行われ、歓喜のラインが行き交う・・・・
そこに乗れない自分がいる・・・・
私の子供の大学受験の頃は、そういったことはありませんでした。
それでも、近隣の方々とのお付き合い、ママ友とのお付き合い、メールのやり取りでさえ、心が傷ついていくことが多かったのに、
ラインでのやり取りとなると、どれほどのものでしょう・・・
ましてや、合格者の中に子供の受験番号を見つけることができなかった親にとって、ここまでくるだけでもヘトヘト。
多くのお母さま方のメッセージに、LINEでのやり取りの苦悩が書かれてあります。
結論を言います。
断舎利(離)なさい。
私も、他の子の動向を耳にして、我が子の位置を知る時は結構メンタルがやられました。
受験って「どうして?」と思うことも「理不尽」と思われる事が起きることも本当にいろいろあるので特にです。
気持ちが上がったり下がったり。
ジェットコースターみたいなものでした。
どうしても「横を見て」しまうことに慣れきっている社会だし・・・。
「他人との比較で自分の位置を確認することが当たり前」になっていますから、そこから外れてしまった時の不安ったらありません。
ママ友の歓喜に沸くグルーLINE。
私だったらどうするかなあ。
そのまま続けるのもなあ・・・。
「合格報告できませんでした。
どうかこれからも応援してくださいね。それまで見守っていてください。
グループは一旦、抜けますね。みなさんの後に続くことができるよう、お祈りください」
と言って脱退するかなあ。
「どうぞ見守っていてください。」「お祈りください」というセリフ、これ、けっこう使えました。
会話のクローズド(終了)にも、けっこう使えるセリフです。
悔しさや未練たっぷりのセリフで抜けたら逆効果。
そう言って交友関係の断舎利(離)をしてきたなあ。
そうそう、交友関係の断舎利(離)しても、今、さほど不自由していませんよ~。
むしろ、同じような経験をなさった方から、連絡が来たり。
「こんなこと、トホホさんしか話ができなくて・・」なんて今になって連絡をくださる方もいます。
「横を見ない」「批判・比較しない」
そんなふうにできないけど、そうありたいと思って断舎利の時期を歯を食いしばってきましたが、今になってみると、以前よりも濃いお付き合いができているし、友人が増えたかもです。
しかも、その時のことをネタにブログなんか書いちゃって、さらに日経メディカルや朝日MOOKにまで登場させてもらっちゃうなんて、とても信じられないことまで起きました。
交友関係の断舎利(離)、侮れませんぞ。
他の人って、我が家の事を興味本位で見るけれど、思った以上に我が家の事を心配なんかしてくれません。
単なる興味本位だけ。
噂したいだけ。
誰も我が家の事に責任を取ってくれません。
噂したいなら、すれば~?
我が家は我が家。
交友関係 断舎利(離)バンザイ
ところで断舎利と断舎離ってどう違うんだい?