子供の反抗が半端ない時に、よく考えました。
私が○○だったから子供がこうなったのだ・・・・と。
幼少期から思い返しても、きちんとしたことはなにもできなかった。
私が未熟な母親だったからこうなったのだ。
私が母親だったからこうだったのだ。
夫の協力がなかったからこうなったのだ。
環境がこうだったからこうなったのだ。
私が病気をしたからこうなったのだ。
・・・・・・・・だからこうなったのだ。
・・・・・・・・だったからこうなったのだ。
育児の記事を読んでも
「小さい時のこんなことが大事だ」ということばかり。
目の前の荒れる子供を前に、「もう取り返がつかないやん」と。。
ブログの多くは幼少時からこんなふうに子供とかかわりましたという
成功体験がほとんどで、目にしてしまうと
さらに自分の母親としての未熟さを思い知らされるだけでした。
それを不登校や引きこもり、家庭内暴力の子供や親と関わっている
カウンセラーの先生にも話しました。
カウンセラーの先生というのは、
基本はこちらのいう事を受容してくれます。
やがて信頼関係ができ、次の段階に入っていくと、
けっこう核心に迫ることを言ってくれるようになります。
私が「至らない母だったからこうだったのだ」とか
「私が○○だったから、子供がこうなったのだ」とぐるぐると堂々巡りを始め
そのスパイラルから抜けられなくなった時にカウンセラーから言われました。
「その時々でトホホさんができうる精一杯のことをしてきたわけでしょう?
お子さんたちは皆、ここまで生きてくることができたじゃないですか。」
でも、私のせいで、子供はこんなふうになったんです。
私のところではなく、もっと子育ての上手な方のところに生まれていたら
こんなふうにはならなかったんです・・・・・
そんな負のスパイラルから抜け出せなくなった私に
カウンセラーはこうおっしゃいました。
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トホホさんの中にある
「C君の存在そのものに対する罪悪感」に気をつけてください。
トホホさんが彼に罪悪感をもっていることを見透かして
そこを狙って息子さんはトホホさんを支配しようとします。
親としては罪悪感を突かれるのが一番辛いですから
そこを突かれたら従うしかなくなります。
罪滅ぼし的にお子さんに関わってしまうと
子供は「自分の存在は望まれていない」ということを再確認し
「親のせいでこうなったのだ」と、ますます荒れることになります。
自分が母親として未熟だったから・・・とか
親が●●だったから子供がこうなったのだ・・・という考えは
親にとっても子にとっても全くプラスにはなりません。
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私は目の前の解決の糸口はないのではという状況に、
「私が未熟だったからこうなったのだ」という理由をつけることで
納得しようとしていただけでした。
けれども、そのことは全く解決にはならないことを教えていただきました。
また、当時ブログというのは
成功体験の方が書いているものがほとんど。
私も相当心が痛んでいたのでしょう、
「こんな苦労がありました」なんて書かれてあっても
「全然苦労じゃないじゃん」としか感じられませんでした。
当時の私は、「反抗期の子供が親の本音と建前を敏感に感じ取る」ように
子育ての成功体験のブログは
上から目線で「お前はダメだ」と言われているように感じてしまっていたのです。
だーめ だめだめ だめにんげ~ん
と言われているようにしか思えませんでした。
子供の反抗期の真っ最中の時は、ブログを書く元気もなければ
読んで落ち込むばかりでパソコンを開く余力もありませんでした。
ここのところ続けて書いてきた子供の反抗期の時のことですが
こうして当時を振り返って書くだけでも
相当のエネルギーを使い、ヘロヘロになっています。
ヘロヘロになった割には体重はうなぎ上りってなんだ?
(肝っ玉かあさんがふくよかなのには理由があるそうです。
日中、目いっぱい良妻賢母のお母さんをして、夜中に家族が寝静まると
お母さん自身の「チャイルド」の部分がむくむくと出てきて
気がつくと冷蔵庫の前でむしゃむしゃ食べちゃっているそうな・・・
ホンマかいな。)
一番大事だったのは、
安心して子供が感情を吐き切ることのできる母親でいること。
子供が吐き切るまで母親は立ち続けること。
私が●●だったからこうなったのだ・・・と思う暇があったら
自分自身を整えていくこと。
子供が反抗と言う3000キロカロリーのエネルギーをかけてきたとする。
私が1000キロカロリーにしか耐えられないのであれば引っ張られてしまう。
自分を5000キロカロリーのエネルギーに耐えうる人間に整えていくこと。
以上が、私の経験した反抗期の子供との体験です。
以後は
「3番目の子C(チャラい)」のテーマの記事をご覧ください。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
トホホ
いや~、つかれたわ~
でもちっともやせないわ~