2007年に誕生したゆうちょ銀行によるサービスのうちほとんどのものは2007年に廃止された郵便貯金法の規定に基づいた「郵便貯金」としてではなく、民営化後は銀行法による「預貯金」を適用したサービスということ。
きちんと知っておきたい用語。保険は、予測不可能な事故により発生した主に金銭的な損失の対応のために、賛同する複数の者が定められた保険料を掛け金として納め、集まった積立金によって予想外の事故が発生した際に規定の保険金を給付する仕組みということ。
北海道拓殖銀行が破綻した翌年の1998年6月、大蔵省(省庁再編後財務省)銀行局や証券局等が所掌していた事務のうち、民間金融機関等の検査・監督に係るものを分割して、旧総理府の内部部局ではなく外局のひとつとして金融監督庁という組織が設けられたのです。
格付機関による格付けを使用する理由(魅力)は、膨大な財務に関する資料から財務状況を読み取ることができなくても評価によって知りたい金融機関の経営状態が判別できるところにあるのだ。また、ランキング表で2つ以上の金融機関を比較することもできます。
【解説】外貨預金とは?⇒銀行で扱う外貨商品。日本円以外で預金する商品の事である。為替レートの変動による利益を得られる可能性があるが、同じように損をするリスクもある(為替リスク)。
最終的には「重大な違反」になるかそうでないかは、金融庁で判断するものだ。大部分の場合、軽微な違反が多くあり、そのあおりで、「重大な違反」評価を下すことになる。
保険とは、想定外に発生する事故が原因で発生した主に金銭的な損失を想定して、よく似た状態の複数の者が少しずつ保険料を掛け金として納め、集まった積立金によって想定外に発生する事故が発生した者に定められた保険給付を行う仕組みなのです。
昭和14年制定、平成7年改正の保険業法の定めに従い、保険を取り扱う企業は生保を扱う生命保険会社もしくは損保を扱う損害保険会社、2つのうちどちらかに分かれ、これらは内閣総理大臣から免許を受けている者を除いて設立できないとされています。
なじみのあるバンクという言葉はイタリア語のbancoが起源であるとの説が有力。ヨーロッパ最古(おそらく世界最古)の銀行にはびっくり。今から約600年前に豊かなジェノヴァ共和国で生まれ、領土の統治にも関与していたサン・ジョルジョ銀行であるという。
覚えておこう、MMF(マネー・マネジメント・ファンド)とは、公社債であったり短期金融資産で運用する投資信託というものである。もし取得からまもなく(30日未満)に解約の場合・・・これは手数料にペナルティが上乗せされることになる。
タンス預金⇒物価上昇(つまりインフレ)の局面では、物価が上がれば上がるほど現金はお金としての価値が目減りすることになる。すぐには暮らしに必要とは言えない資金は、ぜひとも安全ならわずかでも金利が付く商品で管理した方がよいだろう。
福田首相が総理を降りた直後の平成20年9月に、アメリカの大手投資銀行であるリーマン・ブラザーズの経営が破綻したことはご存じだろう。このショッキングな出来事が世界の金融危機の原因となったので「リーマン・ショック」と呼ばれたというのが事実である。
すでにわが国内においては、ほとんどの金融グループは、国内だけではなく国際的な規制等が強化されることも考えて、財務体質を一層強化させること、さらには合併・統合等をも取り入れた組織再編成などに精力的な取り組みが行われています。
タンス預金の盲点⇒物価上昇の(インフレ)局面では、物価が上昇した分だけ相対的に価値が目減りするのである。暮らしに必要のない資金だったら、安全性が高くて金利が付く商品で管理した方がよい。
我々の言う「失われた10年」というのは、国全体、またはどこかの地域の経済が約10年の長期間にわたる不況および停滞に襲われていた10年を表す語である。