道行くある日、車の運転をして道ゆく前を見ている時私はまた自分が傷ついていることに気付くこの傷はずっとあるもので、繰り返されると気付いたからそれは永遠に漂うもので私のまわりから消えることはないしかし傷ついた私の中に入ってくることもないもう私は傷ついた私を知っていて私を理解しているその私をその理解のなさで理解するのは永遠に不可能だ