6/30の振り返り | 【公式】当麻中学校吹奏楽部2024

【公式】当麻中学校吹奏楽部2024

日々の練習の様子や振り返りを記録しています。
何かありましたら指揮者までお知らせください。

みなさんこんにちは。
昨日は暑くて長い1日でした。ぐったり疲れちゃいましたね。

さて、みなさんには部活ノートに合同練習とかたるべ祭りの振り返りを記入していただき、木曜日のレッスン日に提出していただきます。きっと大人の目では気づかないいろいろなことがあったのではないかと思います。そうした一つ一つがみなさんの成長の支えになっていきます。勉強もそうですが、やりっぱなしでは意味がないのです。上手くいったことは「なぜ上手くいったのか?」、上手くいかなかったことは「何を改善したら上手くいくのか?」と考えなければせっかく朝早くから送迎していただいたり演奏を見に来ていただいた保護者のみなさまに申し訳ないですからね。

さて、私なりに昨日1日を振り返ります。長くなりますがぜひ読んでおきましょう。

☆東光中学校さんとの合同練習
①たとえば、当麻中が会場校として他の学校のみなさんをお迎えするときに、こんなふうにできるだろうか?ということがとても気になりました。ご来校されるみなさまを暖かい空気でお迎えすること(ホスピタリティといいます)ができるだろうか、と思いました。
②パート練習の進行はどうでしたか?東光中のみなさんのやり方で「これいいな」と思ったことはすぐにやってみることが大事です。やってみて上手くいかなければ変えればいいのですから。
③個々の技術はどうでしたか?一人一人がよく吹けているな~と思いませんでしたか?特に1年生は(小学校で経験のある人たちもいるけれど)しっかり吹けていましたね。
④演奏に必要なブレスの意識が当麻中とは大きく違っていましたね。あれだけしっかりコントロールできれば長いフレーズにも対応できるし、表現の幅も広がります。逆に東光中さんはタンギングが苦手なようです。いつもやっている「刻み練習」の効果ですね。
⑤西田先生や美瑛中の氏家先生が、東光中の演奏を聴いて「リバーダンスができるのがスゴイ」とおっしゃっていました。まあそれは社交辞令(おせじ)としても、努力は認めていただけたのかと思います。また、あいさつやソルフェージュの能力などに驚いておられました。褒められてちょっとうれしいですが調子に乗ってはいけません(笑)みなさんの力ならもっとできるはずですからね。
⑥学校に戻ってから「他の学校とは合同練習しないんですか?」という声も聞きました。さすがにコンクールが近いのでちょっと難しいかも知れませんが、自分たちの活動を振り返り、成長のきっかけになるような取組を今後もできればと思っています。

☆かたるべ祭り
①待ち時間が長くて、集中が途切れてしまったのがもったいなかったですね。自分たちでコントロールできないところで変更があったりするのは仕方ないことですが、その不満を表情や態度に出してしまってはいけません。そこはちょっともったいないなと思いました。
②そういうもやもやした気持ちだから演奏もなんだかノリが悪かったですね。みなさんならもっといい演奏ができたはず(練習どおりには吹けてなかったですからね)。
③楽譜が風で飛んだりということがありました。また、楽譜を曲順に並べていないなどの初歩的なミスが見られたのは残念です。準備が整っていなければいい演奏はできません。
④楽器の積みこみや運搬はどうでしたか?たしかにトラックは小さくて何回も往復していましたが、工夫次第でもっとスムーズに行ったのではないですか?(実際帰りはかなり早かった)自分から進んで重たいものを運ぼうとする意識はありましたか?「イヤだな」「めんどくさいな」と思う気持ちは演奏にも現れますよ。
⑤時間が押している中でも当麻中の演奏を楽しみに待っていただいていた方がたくさんいたのです。また、楽器の運搬などでたくさんの方にお世話になりました。そういう方々に感謝の気持ちをもてるようになるといいですね。

合同練習や依頼演奏など、相手があってはじめてできることです。自分たちだけではできないことが吹奏楽部の活動ではたくさんあります。練習場所や指導者は当たり前に準備されているわけではない、といつも言いますが、このような機会があることに感謝しなければいけません。感謝の気持ちがなければ誰からもお声がけいただけなくなるのです。「楽器を演奏できる自分たちが偉いんだ」とか勘違いしていてはいけません。気持ちも新たにコンクールに向けてがんばっていきましょう!