(ついに水戸黄門の印籠が登場(笑)それでも4分40秒程でお読みいただけます♪)

2011年。私が田川ホルモン喰楽歩に身売りした年です(←コラっ!)

田川で愛Bリーガーをお迎えし、ホルモン鍋を食べてもらい、一緒にお酒を飲んでもてなした夜。確かに私は黄色いサンバイザーで参加しました。今更ですが、なぜ黄色いアイテムをつけて参加したのかは、定かではありません。

 

バーで対面に座った先輩愛Bリーガーの方に、「お前は田川のイエローだっ!」と命名されたことは、夢ではありません。懸命に手帳の裏側に書き記した「イエロー兄さん」の文字が残っています、間違いない、2011年の手帳だ。

 

最初は黄色って気楽なポジションだ、と思っていました。戦隊ヒーロー的に(笑)

リーダー(レッド)のような気負いも要らなければ、サブリーダー(ブルー)のような頭脳も知識もいらない。カレー喰ってりゃいい(笑)そもそもこのチームに加入するまでは、炭坑節の分野で事実上のレッドやブルーを長年務めており、なんとなく黄色の自由キャラに憧れていたのは間違いないと思います。

 

そんな軽い気持ちでスタートした「イエロー兄さん」ですが、地域の魅力、地域の元気やポテンシャル(未来志向的な潜在能力)を日々考えているうちに、この名前にまで意味を探るようになってしまいました、ある意味重病です(笑)

 

これまで携わってきた炭坑節系のユニット「輪月(わげつ)」。炭坑仕事唄(エピソード6で前述)に、田川(旧豊前国)古来の「盆口説(ボンクドキ)」の輪踊りスタイルを融合した芸能で、これまで10数年活動を続けてきました。この芸能名「輪月」は造語で、「輪を以て月出(い)ずるまち田川」を意味するもの。炭坑節で歌われる「月が出た出た月が出た」のロケーションは、過酷な労働の毎日ながらも、皆が共に汗をかき、暗い坑内から無事に戻ってきた安堵の象徴だと解釈し、「仕事を終えて集う踊りの輪が、広がっていくことで希望の月(活気のある未来)を田川にあげること」を目指して付けた名前です。

 

黄色で描かれる月は、希望。皆の幸せ、にぎわう街の象徴。

 

月に照らしだされるその町の中心には、二本の大煙突がそびえ立っており、炭坑節でも「さぞやお月さん煙たかろう」と、人間が作り出した人工建造物が絶対的な自然のモニュメント、月に迫る勢いで人の営みの計り知れない力を示している。

 

田川市に今も、まちのシンボルとして残る45メートルの2本の大煙突。毎日夜になるとライトアップが施され、夜の闇にロマンティックなシルエットが浮かび上がります。明治生まれで、100年を超えてもなおこの街を見下ろすこの大煙突に使用されたレンガの枚数は、ドイツから輸入されたものが181,000枚、国内製のレンガが32,000枚―合わせて213,000枚。

2、1、3…ニ イ サン。

 

レンガを積み上げ続けること=この街に住む誰かがこのまちの未来に手を伸ばし続けていくこと。ひとりで1日1枚のレンガを積めば600年近くかかるこの作業を、「協働」の仲間で積み上げていけば、もっと早く希望に手を届かせることができるかもしれない。

 

大煙突=213,000=皆で力を合わせることの象徴、そして希望の月に一番近くまで手を伸ばす最も有効な方法。ひとりでは絶対にできない、このまちの未来づくり。今こそ皆で手を携えたまちづくりを実現したい。

 

イエロー(ierou・黄)は月。

兄さん(213,000)は煙突。  煙突と月…エントツトツキ。

 

皆で少しずつ力を合わせて、ふるさと田川にデッカい希望の月を出すぞ!の合言葉。

スカブラ隊長として、メンバーのみんなに伝えたい、最強の合言葉。

「イエロー兄さん」の名前は、もう、運命だったとしか言いません(笑)

 

ビッグジャンプは狙っていませんが、コツコツと積み重ねていく大切さ「涓滴穿岩(けんてきいわをうがつ)」の精神で最後は笑って月を掴みたい!!

あ、月=ツキ(幸運)とも、取れますよね!ツキが出た出た ツキが出た!

「開運のまち・田川へようこそ!!」今年はツイてる兄さんとしても突っ走りたいな!