ひらめき

もう少し、就職活動の話を続けます。

 

「面接」が苦手という学生も多いと思いますが、聞かれることは、大きく分けると、たった2つです。

 

一つは、人物像や能力などその人自身のこと。

 

もう一つが、本気でこの会社に入りたいかです。

これは、自分の気持ちを、熱意を持って伝えることが大切になります。

 

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「面接」は、本人がどんな人物か、就職試験を受けた企業にマッチしているか、能力ややる気はあるかなどを、会って話しをしながら評価します。

 

最近は、オンラインで実施する会社もあります。

志望動機などをしっかり聞かれるので、準備が必要です。

 

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就職の採用試験は、本人の人柄や能力と、大学生活の成果をみるものです。

大学を卒業するまでに、企業が欲しがる人材になるよう、力をつけなければなりません。

 

これが良い例ですウインク

企業が欲しがる力

=大学4年間のシートで実行した内容と合致

=自分で考えて、計画して、実行したと面接でアピール=合格ベル

 

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企業が求める人材をご紹介します。

 

〇学生時代に目標を持って、果敢にチャレンジする

〇課題を見つけ、解決するために粘り強く考える

〇人間関係を構築し、他者と良好なコミュニケーションを取る

〇情報収集力があり、その情報をアレンジし、発信できる

 

などがあり、この項目をチェックしています。

 

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社会で求められる人材の要素を多く持っていれば、企業は何社も受かる可能性があります。

たくさん内定を取ってくる学生は、決まっているのです。

 

大学生が考える「自分の個性や自分自身を成長させてくれる会社」など、

自分目線では、会社は勤まりません。

自分で成長していかなければならないということです。

                                                                               

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次に、面接の種類と対策について、ご紹介します。

 

採用のための面接試験は、おおよそ3~4回ほど行われます。

種類は、3種類ほどです。

 

①集団面接

4人~5人くらいの人数で、一度に呼ばれ、同じ質問を順番にされます。

 

集団面接では、一人ひとりの個人に質問しています。よって「あなたってどんな人(人柄と能力)」と、確認しているということです。

 

対策としては、人柄を聞かれているときには、自分に興味を持ってくれていると考え、明るく元気に、正直に話しをして良いと思います。

嘘は、入ってから苦労するので、避けたいところです。

能力は「盛る」必要はありません。わかりやすいので、具体的な内容を付け加えると良いと思います。

 

②グループディスカッション

数人がグループになり、テーマに基づいて意見をまとめ、グループで発表するものです。

 

グループディスカッションでは、集団の中にいるときに、どのような役割をしようとするのかを見ています。

リーダーシップを取るのか、皆をサポートするのか、分析やデータを提示するのか、人によって発揮する力が異なるので、資質を見ています。

 

対策は、普段からグループディスカッションに慣れておくこと。

また、その役割は、自分の力が一番発揮出来そうなものにすること。

他者に引っ張られず一員として、自分の役割を全うすること

全体の空気を読んで、集団を活性化することです。

 

③個人面接

一人で呼ばれ、志望動機などを聞かれます。

※2回行われる場合は、企業側の採用メンバーの審査が異なる場合が多いです。

 

個人面接で聞かれることは、志望動機が中心です。

うちの会社に本気で入りたいかの意志の確認です。

この会社に入って、何がしたいのかを聞きたいのです。

ここで、交渉はNGです。転勤は困りますなどと言っては、受かるはずはないのです。

 

大切なので繰り返しますが、企業が面接で注目するのは、たくさん質問項目があったとしても、2だけです。

 ○どんな人柄で、どんな能力か(うちの会社で使えるか)

 ○うちの会社を第一志望か

 

第一志望か確認されているときは、業界研究と企業研究の内容が役立ちます。

本当に第一志望なら、この会社の業界をとことん調べて、将来性を見越して受けているはずですし、その中でこの会社を選んだ理由は、他社にはない魅力があったからだと思います。

よって、この理由が言えないと、受からないということになります。

 

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面接で落ち続けている学生は、能力やスキルというより、挨拶が出来なかったり、準備が整っていない場合が多いです。

本人が思っている以上に「おはようございます」「ありがとうございます」「失礼いたします」が言えない現状で採用試験を受けています。

本人は言えていると思っているところが、厄介です。

 

もう一つ、よく学生に言っていたことは、「うなずくだけではなくて、はいって言ってね」です。

何か言われたときに、声を出さずにうなずく場合が多いです。

 

また、普段親の働きかけが強く、親が先に話してしまう場合なども、子どもが受け身に慣れているため、自分から行動が出来ない場合があります。

日ごろからお子様の意見を聞いてから、親が話すなどの注意が必要です。