仙台「正論」懇話会の第20回講演会が11日、仙台市のホテル仙台プラザで開かれ、作家の佐藤優氏が「日本の政治の課題は何か」と題して講演した。会場には、会員と一般公募を含め、約320人の聴衆が集まった。

 佐藤氏は「菅政権はファシズムの危険がある」と指摘。菅直人首相がかつてラジオ番組で「君が代」を歌わなかったエピソードを引き、「総理大臣になって歌うかといえば歌う。なぜなら法律で定められているから。だが、この考え方は怖い。法律を変えれば、君が代が(革命歌の)『インターナショナル』に変えられる」と述べた。また菅氏の市民を運動で束ねる考えを「イタリアのファシズムの考え」とし、「企業の内部留保を吸い上げるなど乱暴な発想が民主政権に出てきかねない」と懸念を示した。

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 反捕鯨団体シー・シェパード(SS)による調査捕鯨船妨害事件で、傷害や威力業務妨害の罪に問われたSSの小型高速船元船長でニュージーランド国籍のピーター・ベスーン被告(45)の公判が31日、東京地裁(多和田隆史裁判長)であった。ベスーン被告は被告人質問で、「反捕鯨団体が記録映像などを示して反対しているのに、それを無視している」と、日本の活動を批判した。
 ベスーン被告は「ニュージーランドの裏庭のような海で捕鯨が行われることに不満がある」と供述。一方で、「捕鯨にかかわる人はすべて悪魔だと思っていたが、(身柄拘束後に)一緒に過ごすとすばらしい人々だった。彼らは職務を全うしているだけで、日本人に対していかなる恨みもない」とも語り、「今後南極海に行くことはないと思う」とした。 

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