行く先。
指先が示す場所。
それぞれが秘めてきたこの肉体が舞う場所がみえる。
それはずっと育ててきたもの。
子宮という海でずっと温めてきたもの。
生命力を取り戻せ。
全てはこの内側にあると本当にわかれば
繋がらざるを得なくなる。
飛び出さざるを得なくなる。
この足でその舞台に立つと決めて出てきたと同時に明け渡しが始まる。
抗えないような魅力をセカイに見てしまう。
抗わなくていい。
その魅力を消化し
自分のモノにする力を私たちは既に持って生れてきているのだから。
それこそが
わたしの持っている生命力。
それがカタチにできるのが現世。
その力を社会は成功と呼ぶ。
あなただけの音を。
あなただけの色を。
あなただけの形を。
生れて生みたいその欲望に
愛で寄り添う。
それを
創造と呼ぶのだ。