きみの後ろに広がるセカイをいつも僕はみて来た。


その景色は僕だけのもの。


星の瞬きときみの眼の輝きがリンクして、


夕焼けの赤ときみの胸の火がいつも
僕にいまここにある未来を魅せる。


一緒にいるときはただただその海に潜って
いられた。


離れて見つけてしまった
暗闇という深すぎる穴。



繋がっている残酷さと繋がっていない残酷さ。


両方を味わって今僕が新たに繋がるセカイが
あるんだよ。


それが僕の作品で僕の産んだこども。
ぼく自身。


きみの瞳に映る僕が全てを物語る。


一瞬にして時空を超えて繋がるその世界に
本当の僕はいて、やっと結ばれることができたんだよ。


叫び声と共に真っ赤な血潮と共に
また産まれたぼくは
ずっとここにいるから。


だからきみにも愛の詩を贈るよ。


鳴き声にも似たその叫びは
共に死にまた産まれた喜びそのもの。