熱海温泉 5  源泉七湯めぐり | みどりの木のブログ

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1日おきに更新しています。

5年前の更新を再UPしました。

 

前回の続きです。

今回は前回に続き外湯巡りです。

街を歩くと、坂道のところどころ

から湧き出す湯気が発見できます。

「熱海七湯」といわれる源泉です。

これを巡ることにしました。

 

小沢の湯です。

昔の小沢町、熱海温泉通りにある

日本たばこ産業の前を入った市営

温泉野中動力室付近にある、沢口

弥左衛門、藤井文次郎、米倉三左

衛門の庭の湯を『平左衛門の湯』

と呼んでいましたが、土地の人は

小沢町にあったので『小沢の湯』

とも呼んでいました。『清左衛門

の湯』と同様、人が大きな声で呼

べば大いに湧き、小さな声で呼べ

ば小さく湧き出たと言われていま

す。
『小沢の湯』では高温の蒸気を利

用し、温泉卵を作ることが出来ま

す。ご利用の際は、生たまごをご

持参いただくか、付近のお店でお

買い求めください。

 

下図③付近にあります。

 

Web上から七湯めぐりの図を

お借りしました。

③の小沢の湯の近くに④の

ふろの湯があります。

 

ふろの湯・水の湯です。

『風呂の湯』は、昔の坂町高砂屋の庭

から湧き出ていました。この湯は外傷

に良いといわれ、また、湯気の噴き出

しが盛んで饅頭を蒸したり、酒を温め

たりして販売をしていました。

『風呂の湯』の1.5mほど東のところ

に塩分のない温泉も湧き出ていました。

温度も低かったので「熱海史誌」には、

淡白無味常水を温めるもののごとしと

し、故に『水の湯』と名付けられまし

た。

 

 

 

 


 

 

この坂を下ると目の湯があります。

 

道路沿いにある目の湯です。

昔の仲町、今の銀座町にあった

医王寺の門前にあり、佐治郎と

いう者の邸内にあったことから

『佐治郎の湯』といわれました。

また、この源泉は明治の頃は上杉

助七という者の邸宅にあり、のち

「新かど旅館」の所有になったの

で「新かどの湯」ともいわれてい

ました。この湯は、塩分が少なく

真湯に近いことから、火傷や眼病

にもよく効くといわれ、別名を

『目の湯』ともいいました。

 

清左衛門の湯です。

昔、農民の清左衛門という者が

馬を走らせて、この湯壷に落ち

て焼け死んだので、その名が付

いたと言われています。明治ま

では、昼夜常に湧き出て絶える

ことがありませんでした。人が

「清左衛門ぬるし」と大きな声

で呼べば大いに湧き、小さな声

で呼べば小さく湧き出たといわ

れています。(続熱海風土記)

現在は、湯けむりを上げる施設

となり、温泉の風情が感じられ

ます。

 

熱海七湯の一つ「河原湯」です。
この辺りは石のごろごろとした

河原で、温泉が絶えず豊富に湧

き出ました。当時、湯治客には

「大湯」の源泉が主に使われ、

他の源泉も限られた家のみが

使用できるお湯だったために、

 村人が自由に入浴できるのは

この湯だけでした。 1666年

に小田原城主稲葉美濃守が、

村民のために浴室を設けその

屋根を瓦葺としたため、「瓦湯」

と称したともいわれています。

当時の民家は茅葺が普通でした。

 

熱海銀座商店街(旧本町通り)です。

下図Eから⑦方向です。

この反対側は海まで直

ぐです。

 

Web上にある七湯めぐり図です。

 

明治初期の熱海の古写真です。

熱海銀座は昔の本町通りです。

 

明治21年の熱海海岸古写真です。

現在は埋め立てられて、道路や

砂浜が造成されています。

 

今回はここまでで、次回が最終回です。

 

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