小田原城 14 最終回 報徳二宮神社 | みどりの木のブログ

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昨日の続きです。

今回は小峯曲輪にある報徳二宮神社です。

 

報徳二宮神社の成立


二宮尊徳は報徳社を設立して農村の救済・

教化運動を行っていましたが、尊徳が安政

3年(1856年)に亡くなった後も、報徳社は

存続し、関東・東海地方を中心に活動を行

っていました。明治24年(1891年)に尊徳

に従四位が贈られると、報徳社員の間では

尊徳を祀る神社創建の動きが起き、明治27

年(1894年)4月15日に、尊徳の生地で

ある小田原の小田原城址内小峯曲輪に

鎮座しました。神社が出来るなんてほんと

に小田原の人たちから慕われていたので

しょう。

ふつうは明治維新後、その城内に藩主を

祀る神社が出来ます。この小田原でも、

藩主大久保家を祀る神社が、取り壊され

た天守の天守台に出来ましたが、10年

ほど後に、本丸が皇室の御用邸となった

ために、大久保神社は明治33年に城山

(八幡古郭付近)に移転しています。そし

て、城内の小峯曲輪に報徳二宮神社が

出来ていました。

藩主家より二宮尊徳のほうが民衆に慕

われていたのです。

 

天守内にあるジオラマです。

この小峯曲輪に報徳二宮神社が

あります。

 

二宮尊徳の肖像画です。

認められて帯刀を許された時のもので、

着物に小田原藩主大久保家の紋があり、

拝領した着物でしょう。

 

報徳二宮神社拝殿です。

 

二宮尊徳のおいたち

 

二宮尊徳翁は16787年、相模国栢山村

(今の小田原市栢山)の豊かな農家に生

まれました。再三にわたる酒匂川の氾濫

で田畑を流され、家は没落し、過労により

両親は亡くなり、兄弟はばらばらに親戚

の家に預けられました。金次郎は川原に

畑を作り、朝の暗いうちから、夜遅くまで

汗と泥にまみれて一生懸命働き、その

間余裕ができればわずかな時間も無駄

にせず勉強をして、先人の教えを理解し

ようとしました。荒地を開墾して収穫を

上げ、お金を貯め、質に入れていた田

畑を少しずつ買い戻し、一生懸命努力

して24歳までに一家を再興しました。

体が丈夫だったのか、過労死しなくて

良かったです。

 

報徳二宮神社にある二宮尊徳の銅像です。

本を読みながら、薪を担いで運んでいます。


その教え積小為大(せきしょういだい)
 

毎晩勉強していた金次郎は、読書をす

るための油代を稼ぐために、荒地に

菜種を植え、たった一握りの菜種から

7~8升の取り入れになった経験や、

捨て苗を荒地で丹精こめて育てて、

秋には一俵の籾を収穫したことによ

り、自然の恵みと人の力の素晴らし

さを知 ると共に、小さな努力の積み

重ねが大切(積小為大)だと学び、

これが後の行いや考え方の基にな

りました。


偉大なる功績

 

大人になった尊徳翁は、生涯を世の中の

ためにささげ、小田原藩家老服部家の財

政再建をはじめ、藩主大久保忠真候の

依頼により、分家宇津家の桜町領を復興

させました。小田原藩では初め百姓のく

せにと嫌がらせをされたり、桜町領でも

百姓に反発されて、桜町領から逃げる、

そんな目にも遭いました。自分の体験を

もとにして、大名旗本等の財政再建と、

領民救済、北関東から東北にかけての

各藩の農村総合的復興事業(仕法)を

行い素晴らしい成果をあげました。

大飢饉で農村が疲弊しきっていた当時、

尊徳翁と報徳社が仕法を手がけた村々

は、600ヶ村以上に上ります。多くの

農村や藩を貧困から救い、独自の思想

と実践主義で人々の幸福を追求し、

数理、土木建築技術から文学まであら

ゆる才能を発揮した世界に誇れる偉人

です。内村鑑三著『代表的日本人』の

中でも、19世紀末、欧米諸国に対して

「日本人の中にも、これほど素晴らしい

人物がいる」と、苦難の時代を救った

偉人として尊徳翁は紹介されています。

小峯曲輪(石垣の向こう側)の堀を挟んだ

外側にある、報徳二宮神社の鳥居と駐車

城です。

 

今回はここまでで、明日からは秀吉の石垣

一夜城の紹介です。

 

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