第5回アイドルソロクイーンコンテスト大会講評と特別賞発表 | アイドルソロクイーンコンテスト公式ブログ

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アイドルソロクイーンコンテストの最新情報をお届けします。

まずは、今大会に出場していただきましたアイドルの皆様、そして、所属アイドルさんを快く出していただきました各事務所様に厚く御礼を申し上げます。そして、大会会場にご来場いただきましたファンの方にも感謝申し上げます。


第5回大会は、西田早希さんの初優勝で無事に幕を閉じました。

 

今回から中国四国地区でも予選を開催して、全国7地区で予選を行い代表を選出しました。

アイドルソロクイーンコンテストでは、毎年ルールの変更を行っておりますが、今年もルールの改善を行いました。狙いは下記2点です。

 

・観客投票の比重を下げて、地方代表選手のハンディキャップを軽減すること。

・歌とダンスの比重を上げること。

 

その結果、下記3点の審査方法を変更しました。

 

①準々決勝から地方の代表選手には、観客投票一律プラス5票。

②準々決勝は、特別審査員八坂沙織さんによるアイドル性の審査を追加

③準決勝、決勝は歴代ソロクイーン2名によるパフォーマンス審査を追加

 

八坂さんには、ビジュアル関係なく、ステージで輝いている人を5人選んでいただきました。

歴代ソロクイーン2名には、歌50%、ダンス50%の総合パフォーマンスで順位をつけていただきました。

 

その結果、歌とダンスの力がある人が勝ち上がれる実力主義の結果に近づけたと思います。

 

今回は、観客投票も非常に公平に行われたと思います。関東勢以外で観客投票1位を取る選手が続出しました。これは昨年までにはなかったことです。多くのお客様が、審査員として中立に投票していただいたおかげです。この場を借りて、お客様にも感謝いたします。


今年から世界大会への第一歩として、海外枠を新設して、外国籍の選手に出場してもらいました。
実力は未知数でしたが、コロンビアのアンジーベガさんが台風の目となって決勝まで駆け上がったのは驚きました。世界は広い。まだまだ未知の強豪が世界にはたくさんいるはずです。来年はもっと多くの強豪アイドルが世界から参加してきます。海外勢が優勝する日も、近い将来来るかもしれません。


大会を通して今年も多くの涙が流れました。そして、流れた涙の量だけこのタイトルは重みを増していくということを今年も実感しました。
我々が見たドラマはほんの一部。出場者全員にドラマがあったと思います。アイドルソロクイーンコンテストは、選手ひとりひとりのストーリーを意識して、感情移入して観戦する大会になってきました。
このドラマは来年へと続いていきます。


アイドルソロクイーンコンテストは優勝者はひとりですが、出場者全員が勝者です。なぜなら、この大会に出た人は、大会へ向けてかなりの練習を積んできており、間違いなくレベルアップしたからです。


年々レベルアップしているこの大会ですが、決勝は昨年からさらにレベルアップしました。


決勝16人の内、初めての決勝進出者は12人。フレッシュな顔ぶれになりました。

 

出場者の中でも、Chu-Z KANAさんと西田早希さんの、関東と関西両エースは、頭一つ抜けていたように思います。ふたりとも決勝まですべて1位で通過してきて、圧倒的な力を持っていました。ふたりの差は僅差でどちらが勝ってもおかしくなかったと思います。両者を分けたのは、ディフェンディングチャンピオンとしてのプレッシャーがあったKANAさんとチャレンジャーとして伸び伸びパフォーマンできた西田さん、そして、決勝4番を引いたKANAさんとラストの16番を引いた西田さん、この差だったように思います。

 

この大会で勝ち抜くためには、いかに審査員にアピールして、高得点を獲得できるか、審査員の目を意識したパフォーマンスが求められます。このあたりを、大会期間中に柔軟に対応して、戦略を練っていくことも重要になってきました。どの世界でもそうですが、傾向と対策を練って、準備をしっかりしてきた人が結果を残します。

 

今回くやしい結果に終わった方は、敗因を分析して、ぜひ来年リベンジを果たしてください。1年間地道に努力すれば、必ず結果はついてきます。

 

来年の第6回大会は、どんな感動ドラマを見せてくれるのか、多いに期待しています。


今大会の入賞者をご紹介します。


優勝 西田早希 大阪

第3回大会5位、第4回大会14位、決勝3度目でついに悲願の初優勝を成し遂げました。今大会は、地区予選、準々決勝、準決勝まで1位通過するなど絶好調。決勝でラスト16番目を引き当てる運もあり、Chu-Z KANAさんを僅差で下して優勝しました。一度上位に入ると、次からは出場しない選手が多い中、彼女は常に高いモチベーションを保ち、挑戦し続けてきました。「何事もあきらめずに、挑戦し続けていればいつかは報われる。」ということを示してくれました。その姿勢は尊敬に値します。


2位 Chu-Z KANA 東京


今大会は、彼女が史上初の2連覇を飾るのかが、最大の見どころでした。準々決勝と準決勝は、圧倒的なパフォーマンスで圧勝。誰もが「凄い!」と思える別次元のパフォーマンスを披露して、2連覇の可能性は80%以上と思われました。しかし、決勝のステージには魔物がいたのか、過度の緊張からか、決勝では歌に精彩を欠き2位に終わりました。
それでも、大会を通して存在感はナンバー1。まさに大会の華でした。

 

3位 朝丘初(Le Siana)


アイドルを始めてから1年経っていない新人ですが、歌で決勝2位。
2歳からやっているバレエの下地もあり、ダンスでも常に上位に入りました。事務所の先輩、昨年4位の愛桃千尋さんを目標に出場し、初出場で先輩を越える3位を獲得。これから関西アイドル界を背負っていく新星でしょう。


4位 ましろさくら 東京


昨年は準々決勝で敗退しましたが、今年は歌唱力が飛躍的に向上し、初の決勝進出。決勝では歴代ソロクイーンも絶賛する歌唱力、表現力で、4位入賞を果たしました。表彰式後、楽屋前で歌の先生に電話をして、泣きながら感謝を伝えていたのが印象的でした。


5位 愛野美冴(釣りガールアイドルプロジェクト) 東京


東北地区予選では6位で代表を逃し号泣。中部地区予選ではギリギリ4位で代表に入り号泣。代表になるまで、すべての地区予選に出場するという強い意志を感じました。元々歌唱力は素晴らしいものがあり、地区予選では、常に歌で1位を取っていましたが、全国大会からは、さらに歌の評価が上がり、あれよあれよという間に決勝進出。そして、本人も周りも驚く5位入賞を果たしました。地区予選からの奮闘を讃えて、敢闘賞も贈ります。


決勝歌1位 ましろさくら 東京


総合4位に加えて、決勝歌1位も獲得。
アイドルベストシンガーコンテストへの出場を期待します。


決勝ダンス1位 鵜川あすか(おはよう!もきゅれーしょん)


小柄な体を大きく使った、ダイナミックでキレのいいダンスで、審査員の高評価を獲得してダンス1位に輝きました。ダンスは幼稚園のころから始めて、基礎を大切にするダンスを心掛けているそうです。歌の評価が上がってくれば、将来、優勝候補になるでしょう。

 


次に、表彰タイトルではありませんが、事務局が選ぶ特別賞を発表します。

 

■最優秀団体賞 フルーレット(滋賀)
決勝に3人進出。事務所のバックアップも素晴らしく、今年は何としても決勝に送り込むという意気込みを地区予選から感じました。
メンバーやファンのまとまりも素晴らしいものがあり、チームで勝ち取った最優秀団体賞と言えます。

 

■ビジュアルポイント得点王
地区予選から決勝まででビジュアルポイントを獲得した上位選手を発表します。尚、サッカーの大会と同じで試合数が多い選手が有利になります。

 

1位 アンジー・ベガ(コロンビア代表) 14点 決勝まで


2位 辻梨央(フル―レット) 11点 決勝まで


2位 赤田陽菜(フル―レット) 11点 決勝まで


2位 MIYU(応援☆少女) 11点 準決勝まで

 

最優秀団体賞とビジュアルポイント得点王は、来年度から表彰タイトルにします。


■ミス・ソロクイーン賞  Chu-Z KANA

大会の発展に最も貢献した選手に送るこの賞はChu-Z KANAさんに贈ります。彼女なくして、今年の大会の成功はなかった。毎回決勝では果敢に新しい歌に挑戦しているのは称賛に価します。ぜひ来年は、これまで誰も成しえていない2度目の優勝を達成してほしいと思います。

 

尚、来年から、決勝で新しい歌を歌った選手には加点を検討します。