下北沢シャングリラで行われた
Beat Happening!未来POP LEAGUE! 2部
にてトラブル





シンダーエラがイベントの状況を見て出演をキャンセル。返金対応となった。

事の発端としてはこのコロナ禍に於いて、声出しや過度の接触が禁止されている通念に反してナックルチワワのライブ、及びZOMBIE POWDERでそういったライブが行われたことにある。

それを受けシンダーエラ運営としては演者、ヲタクともに安心安全なライブが出来ないと判断しての直前での出演キャンセルとなった。





一次対応としての零ちゃんのツイートがこれ。
これによって荒れた感もある。

後に改めてツイートも出している。



この件は非常に面白い話で、何が良くて何が悪いのかという個々の価値観が問われる案件になっている。

ブッキングに関して。
そもそも雑多な対バンではあるが、事前に共演の情報はあり確認は可能でそこは各運営に委ねられるとしても了承の上の出演である。

ライブ自体に関して。
焦点がナックルチワワに絞られているのでナックルチワワに関して言えばいつも通りのライブをしただけだと把握している。
そのライブスタイルやフロアの呼応がこのご時世良いか悪いかは別にして、ブッキングされるということはそれをしてくれ、と言うこと。

ライブハウスの対応に関して。
現場にいたわけではないので機微は掴めないが、少なくともライブ自体やり切ったわけで、ライブハウスとしても容認していた形。

主催に関して。
トラブルが起きた旨、キャンセルが起きた旨、諸々オンタイムでの対応なし。これは本当に酷い。

これが表に出ている情報。


ここからは私見になるので、流してもらって構わないです。

前提としてビーハプはブッキングは良いけどそれ以外はクソというヲタクの中の通説がある。
組むだけ組んであと放ったらかし、特に動員の無いライブ。公式垢にそぐわない言動。演者とすぐ揉める。こういうのは過去何度も見てきているので、あーまた水口さんね。という所はある。今回の対応の遅さ(というか我関せず)がそれを裏付ける。 

ナックルチワワに関しては、当たり前のライブをしたと思っている。イベントトッパーで空気を作る役目も意識してイベンターの期待通りのライブをしたと思う。
盛り上がったヲタクもいつも通りで、そこまでセットで考えるのがブッキングなのだからそれ自体をバンドにとやかく言うのは違うだろうと考える。

もし悪いとすればその後を考えずに止めなかったライブハウスや主催。

シンダーエラに関しては他の演者やヲタク憎しでキャンセルした訳ではなく、自社のタレントを守るための決断であり、その判断は仕方ない事だと思う。かわいそうなのは時間を作って楽しみにして来たヲタク。
発表内容は事実なのでああいう書き方になってしまうのは仕方ないだろう。

正直なところ、どこにも自分たちの正義があるので難しい話ではあった。

仕事という面やお金に関してはそれぞれでやるので良いとは思うが、気になったのはそれ以外の部分。
ナックルチワワのヲタクのSNSでの態度は良くなかった。
ライブ内容がとか、フロアがどうとかは先述の通りで、そこを咎めるものではないが結果的に他者に迷惑が掛かったことに対しての配慮があまりに足りないと感じた。
1番の被害者はシンダーエラのヲタクなわけで、返金したからいいでしょ?って話では無いと思うわけで、少なくともその事実はヲタクも背負うべき。
あろうことか他のツイートに噛み付くなどするべきでは無かった。

あとはビーハプ水口さんの対応。
今に始まった事ではないがブッキング以外の仕事がよろしくない。するべき仕事の前にSNSを動かすのも神経を疑うところ。
直接話すと知識も経験もあってよく気が利いてよく喋って良い人だと認識しているが仕事となるとなぜかこうなってしまうのが不思議だ。
これだからビーハプなら行かないというヲタクも多くせっかくの良い対バンでも見送るという話はよく聞く。残念な話だ。


誰かが誰かと戦うみたいのはそれこそ誰も望んでいない展開なので、そういうこともあるんだなという事実だけあれば良いのかなと思う。

自分の正義を否定されたら怒るのは当たり前だけど、他者を思う気持ちが先に来ればもっと違う結果になっていたのではないか。



と、トラブルに関しては以上になるが、その裏で別のストーリーもあり。
これもビーハプからも本人たちからも発表が無かったので少ない情報から。






午前の部に出ていたグデイが急遽シンダーエラの穴を埋めたという話。

数日前にもヌュアンスの主催で突発的にライブを行ってピンチを救ったグデイがまたトラブルをチャンスに変えて活躍したというのは前回記事にしたように、準備とタイミング。

"持ってる"グループだし気持ちが本当に格好良い。


面白がっても悪いが、アイドル界は毎日色々あってすごく良い。





文責:アゲ太郎