2024年1月20日

先月下旬、この本の広告が全国大手新聞朝刊に2面見開きで掲載され、時を同じくして東海林さだおさんがコロナ渦を総括するエッセイを新聞に寄稿していたので、これはイイ機会だと思い「君たちは新聞をどう読むか」というタイトルで投稿しました。

その時の投稿には、広告を見た即日図書館にすっ飛んで行き購読予約をしたら、既に予約の順番が「18番目」だったので「遅かりし～由良之助！」と呟き、肩をガックシと踵（カカト）まで落として帰って来た、ということを書きました。

しかしですね、この裏表紙の下のほうに図書館への返却期限の栞が映っていますが、今月の27日が期限になっています。図書館の貸し出し期間は二週間までと決まって

いるので、私は13日（27－14）に借りたという計算になります。

18人の予約待ちだったのに、なぜこの本をこんなに早く借りられたのか。謎です。

一応、連絡が来て借りに行った際、窓口のおねえさんに「今回は早く借りれることになりましたねぇ」とそれとなく尋ねてみたのですが、口が耳まで裂けても言えない

大人の事情があるのか、あるいは、個人情報が絡む事案であるためなのか、真相は闇の中で分かりませんが「人気本なのに、よかったですね」という、裏金疑惑を追及

する野党の質問に対する、役人が作成したと思しき総理の答弁のようで、疑問の核心に触れる回答は得られませんでした。謎です。

んなことはどうでもいいんですが、というような深い理由と浅い事情のため、今回は洋ラン展を置いといて、「大ピンチずかん２」を投稿することに至りました。

表紙を開くと、扉絵というのでしょうか、こういう画が描かれています。

本書の内容はこれだけではないのですが、各種大ピンチのカットが一挙に掲載されていて、ひとつひとつ丁寧に見るだけで十分に楽しめます。

この投稿で、あまり深く内容に触れると、著者の鈴木のりたけさんと小学館の担当者さんに叱られそうなので、簡単な紹介だけにしておきます。本のコンセプトは、以下の文章を読めばだいたい分かります。

まず最初の大ピンチは、表紙にもなっているこれです。

そして、その大ピンチレベルはこうなっています。ここでは、まだ大ピンチグラフは

登場しません。

このピンチに続く大ピンチが、裏表紙にもなっているこれです。

そしてまた、ここから大ピンチレベルが上がるとともに、今回新たに採用された大ピンチグラフが、一緒に示されます。グラフにすると、より分かり易いですね。

画を載せられたらいいのですが、そこは大人の事情で紹介できないのが、実にもどかしい限りで、切歯扼腕（「せっしやくわん」と読みます。意味が分からないキミたちは、辞書を引いて調べてみよう！）してしまいます。

最初にドカンと、ピンチレベルの高いのを二つ出しておいて、次ページから大ピンチのレベルが「9」のピンチになって、そこからだんだんと大ピンチレベル上がっていく展開です。うーん、ワクワクします。読者を本に惹き付けて止まない、作者と編集者の心憎い演出ですね。

そして、最後に大ピンチレベルが「99」になって次はいよいよ「100」かと思いきやこれが、どっこい、デコイ＝デコピンは大谷選手の愛犬の名前ですが、アッと驚く

肩透かしに会います。

最後から二番目の大ピンチがこれです。大ピンチレベルが「？」で、グラフも模様と相俟ってカラフルになっていますね。

そして・・最後の大ピンチは・・大ピンチレベルとグラフが「0」になっています。

なぜ、こうなってしまうのかは、実際にこの本を読まないと分かりません。

最終ページに、全ての答えが載っています。

表紙の裏には、この本の世界を凝縮したようなモノクロの画が描かれています。これがまた素晴らしくて、どうしても、誰が何といっても、無理矢理、無理が通れば道理が引っ込んでもいいので、載せておきます。これです。どうですか、皆さん！

奥付の前の余白のようなページには、あまりよく分からない画も載っていました。

この画は何でしょうか？もしかすると、この本に登場する男の子のモデルでもあり TV 情熱大陸が放送された時に映っていた、鈴木のりたけさんのお子さんの手と足型なのかもしれませんね。

ちょっと内容をバラし過ぎですかね。でも、アナタ、この投稿を読んだら一度は読みたくなりませんか？そうなれば、私の思う皿、じゃなくて瓶、でもなくて、甕(かめ)は惜しいな、えーっと、そうそう「壺」(つぼ)です。

昨年、ベストセラーになった「大ピンチずかん」（１）のことも、こないだ投稿しましたが、その時に使わせて頂いた作者ご本人の写真を、再び載せておきます。

ご自身のアトリエだと思いますが、エレキギターや、この画像には映っていませんがインドの弦楽器シタールを壁に飾ってある（情熱大陸の番組でアトリエ全体が映っていました）トコロなんざぁ、やはり只者ではなく、また更にカッコイイですね。

こういう笑顔が似合うヒトに、私はなりたい。です。

　　　　　　「著者略歴」

　　　　　　「奥付」