ガン死かボケ死か | 近鉄八尾駅前にある鍼灸整骨院 東洋医学の事なら、いど鍼灸整骨院。

近鉄八尾駅前にある鍼灸整骨院 東洋医学の事なら、いど鍼灸整骨院。

近鉄八尾駅[西口]すぐ 本物の伝統鍼灸を追求し、不妊、アトピー、喘息、頭痛、肩こり、
  生理痛、更年期障害、自律神経失調症、ガンなどの慢性疾患や難病の方々にご支持を頂いています。

ガン死かボケ死か

 

先日、地域の婦人会(…といってもほとんどが七十代以上なのですが)の集まりに東洋医学についてのお話しを頼まれて行った時のことです。私の出番までまだ少し時間があったので控室にいたら、会のお手伝いをして下さるご婦人方が数名集まって雑談をしておられました。聞くとはなしに聞いていると、どういう死に方をしたいかという話しだったのです。

 

ガンで死ぬのがいいのか、ボケて死ぬのがいいのかという二者択一の議論だったんですね。私はガン死がいいとか、ボケ死がいいとか互いに言い合っている…

 

しばらくすると、最初ボケ死がいいと言っていた人も段々とガン死に傾いていき、最後は全員がガン死がいいということで話がまとまったんです。

 

なぜなら、ボケてしまったら、その人はすでに人間でなくなってしまう気がするというのです。

自分という意識がなくなってしまう。自分が自分であることを認識できない、人格を失ったような状態で死にたくない。最期まで自分は自分だ、人間なんだ、と思って死を迎えたい。それには、やはり意識がはっきりしているガンの方がいい、ということなんです。

 

ガンは宣告された時から苦しみが始まり、闘病も苦しい。おそらく最期まで苦しみながら死ぬだろうけど、それでもボケて訳が分からなくなって死ぬよりは、まだ人間的な死に近いから、その方がいいんだ、ということで大方がそちらの方に傾いていったんです。

 

私はそれを聞きながら、まぁ、今は元気だからそう言えるけれど、最後の最期になったら、ボケ死の方がいいのではないかな、と思いながら聞いていたのですが…

 

とはいっても、これはなかなか難しい問題で、はたしてどちらがいいのか、私もじつのところ決めかねているのです。このことは、自分の老いのあり方と非常に深い関係があるように思います。

 

高齢者の生活のあり方、そして死に方…自分のことか他人のことかは別にして、この問題に無縁な人はいません。自分で自分の世話ができなくなったとき、人としての「尊厳」や「誇り」といったものがどうなるのか…目の前の問題として迫ってきた時に、本人のみならず家族がどのように腑に落とせばよいのか…

 

現実は、ガン死的な意識の苦しみとボケ死的な意識の喪失状態の間を行ったり来たりしているのが、ありのままの人間の姿ではないだろうか、と思ってみたりもします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「人気ブログランキング」にエントリーしています。
1日に1回 クリックして頂けると嬉しいです!

↡ ↡ ↡ ↡ ↡ ↡ ↡

 

『いど鍼灸整骨院 / 中医鍼灸治療室』のFacebookも適宜更新しています。

『いいね!』をしておくと更新情報を受け取ることができます。

Facebookはこちら →

 

いど鍼灸整骨院 / 中医鍼灸治療室
大阪府八尾市北本町1-1-7

TEL : 072-991-3366
http://www.ido-s.jp/