先日、ある患者さんが、「職場に人の悪口ばかり言う人がいるのですが…」という悩みを訴えられました。
私も鍼灸師ばかりの会でそんな人がいて、まわりがドン引きしているのに、本人は自覚なくいつまでもグダグダ言っていたのを思い出しました。
そこで、今回はこんなタイトルで書いてみました。
悪口ばかり言う人
口を開けば人の悪口しか言わない人が、職場や学校、親戚やご近所など、どこの世界にも存在します。
大抵が、自分のことは棚に上げて悪口を言うので、真面目に聞いているとこちらが堪えられなくなる場合もあります。
では、他人の悪口を言う人というのはどんな人なのでしょう?
私の観察では、このような人は、けっこう自己中心的で悩まない人が多いように思います。
人の悪口を言うのは値打ちを下げる。そんなことを気にしないからこそ、平気で悪口が言えるのでしょう。
逆に言えば、そういう悪口を言う自分が人にどういう印象を与えるか、などと考えると悪口を言い難くなってきます。つまり、悪口は道徳的に良くない事である、などということを気にしている人は悪口を言うことはありません。つまり、飲み込み、そして溜め込んでしまうのです。
一方、悪口を言っている人は、言いたいことを言い放っているわけで、それだけで爽快感が伴ってきて、気持ちが楽になる。つまり、「すっきりした」という表現で言い表せるような気分になります。
女子会やサラリーマンの一杯飲み屋がそんな場を提供しています。あるいは、悪口を言えない性分の人々にとっては、他の「すっきり」できる場所が必要です。スポーツクラブやテニス、あるいは温泉などの汗をかいて「すっきり」できる場が…。
しかし、悪口を言いたいという思いは、単純に汗をかくことで解消できるのでしょうか?もちろんそれで解消できることもあります。が、それで充分役に立っているのでしょうか?
やはり言葉に出さないとダメなものもあるのではないでしょうか?
悪口とは、相手に対する妬みや嫉妬があり、それが納得できなくて、うまく飲み込めないものを、言葉で吐き出したものです。
ここで「吐き出し」「溜め込み」「飲み込み」などと言う言葉が連想させるように、悪口を言うのは排泄行為に似たところがあります。
適切な場所で上手く出せれば「すっきり」するが、溜め込むと便秘になり、逆に、まるで下痢でもするかのように悪口を「たれ流す」人もどこか「病気」の可能性があります。
こう考えると、悪口ひとつ言うのも適切な場所で、適当な時期に行わねばなりません。でないと、ふと気づくとまわりに誰もいない…ということになりかねません。
なぜなら、「たれ流し」の病人を好むような奇特な人は少ないでしょうから…
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