アイドルネッサンス ラストライブ 2018/02/26 | Negiccoの思い出

Negiccoの思い出

Negiccoを聴き、ライブに行くのがとても楽しい!
この熱い想いを、友達に話したりSNSで伝えるのはなかなか難しいので、ブログで発散することにしました。
色々思い出して脱線することも多々ですが、どなたかが「おや?」と、少しでも気にとめてくれたらうれしいです。


テーマ:
アイルネが解散すると知り、最後のライブを見に行きたくなった。
 
これまで僕はアイルネのワンマンを見たことがなかった。
でも解散すると知ったら見たくなった。都合が良いものだ。
 
チケットの一般発売日は1月27日「湯会」の日だった。中央線で移動中の午前10時、スマホからチケット予約を試みた。
「ただいま混み合ってます」という画面のあと、10時10分頃に売り切れの文言が表示された。
 
その後、ヤフオクで元値の3倍ぐらいでチケットが取引されているのをただ眺めていた。
 
 
■アイルネラストライブ(SSさん編)
 
アイルネ最後のライブの約2週間前、Negicco「カリプソ娘に花束を」のリリイベを見に、タワレコ錦糸町店へ行った。
 
サイン会の並びで、(毎度お世話になってます)SSさんにこう声をかけられた。
 
「SSさん、来てますよ」
 
アイルネファンのSSさんは、実はふたりいる。
 
おひとりは(毎度お世話になってます)元祖SSさん。もうおひとりは去年10月、ルネ原田珠々華(ずー)ちゃんの生誕祭でお世話になったニューSSさんだった。
 
ニューSSさんと久しぶりにご対面し、「どうもどうも」とお互い挨拶した。そして「ルネのラストライブ、行きたかったんですけど、さすがにチケット取れなくて」と世間話がてら話した。
ニューSSさんは、メガネの奥の優しい眼差しを鋭く光らせ、こう言った。
 
「何とかできるかもしれません」
 
「そんなまさかー」と軽く返事した。
 
特典会を終え店を出ると、元祖SSさんが「チケット確保できたみたいですよ」と向かいにいるニューSSさんを指さした。
ニューSSさんは「友人が1枚余らせてたので。チケットは当日会場でお渡しします」と優しい目で笑顔を見せた。
 
まったく予期せぬ展開だった。ふたりのSSさんによる驚異のルネ・ネットワーク。
以後これを「錦糸町、SSさんの奇跡」と呼んでいる。
 
 
そして2月24日、アイルネ最後のライブを見た。
 
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素晴らしかった。
 
都合の良いルネファンの自分ではあったが、2回涙した。
 
1回目は、ライブ終盤の「君の知らない物語」と、それに引き続く「前髪」のとき。
2回目はライブが終わって出口へ向かう途中だった。
 
「君の知らない物語」を初めて聴いたのは、約1年前のTパレ感謝祭だった。トリを務めたアイルネが歌うこの曲に、なぜだか分からないけど激しく感情を揺さぶられ、涙腺を刺激された。
 
「強がる私は臆病で
 興味がないようなふりをしてた
 
 君の隣がいい
 真実は残酷だ
 
 言わなかった 言えなかった
 二度と戻れない あの夏の日」
 
そんな言葉と、流麗なメロディがこの日はさらに胸を刺した。
 
そして「前髪」。ずーちゃんが最初のソロ歌唱を終えたとき、客席から拍手があがり、ずーちゃんが涙したように見えた。
 
「決まらない前髪を
 また風が乱してゆく
 いつまでも私たちきっと
 決まることなんてないんだろう
 
 失った魔法のこと 消えてしまった光のこと
 愛おしく思っても 何もあきらめないで
 それでいいよ それでいいの」
 
ルネが放っていた青く白い光は、本当に短い時間で消えてしまった。でもその時間の感覚は人によってそれぞれ違うはず。たとえそれを短く感じたとしても、また次に光を放つことができればいいのだと思う。そこに終わりはないのだと思う。
 
8人は「前髪」を歌ったあと、8人8様、最後の言葉を述べ、本編最後の曲として「17才」を歌った。白いサイリウムが客席に灯された。
 
そしてアンコールでもう一度「17才」を歌い、手を振りながら名残惜しそうにステージを去った。
 
スピーカーから「前髪」が流れはじめ、客電がついた。鳴り止まぬ拍手をさえぎるように、プロデューサーの照井さんがマイクで謝辞を述べた。とても真摯な言葉だった。そして最後に、業務連絡として「ご退場お願いします」と告げた。すべてが終わったことを会場は理解した。
 
偶然にも近い場所でライブを見ていたSSさん(元祖)がこちらへ歩み寄り、右手を差し出した。SSさんとは何度か握手したことがあった。それはいつも歓喜に満ちた場面だった。でもこの日の握手はいつもと意味合いが違った。意味がよく掴めないまま、握手し、不意に目頭が熱くなった。
ルネの最後をともに見届けてくれた同志として握手をしてくれたのだったら嬉しいと思っている。
SSさんにはワンマンのルネを見て欲しいと何度か言われたことがあった。最後の一回だけになり申し訳ない限りだった。
 
ライブ中、1.5メートルぐらいの距離で左前にいたSSさんが、頬をぬぐっている姿が何度か見えた。
 
「Funny Bunny」のアウトロでセンターに立つ比嘉奈菜子(なっこ)ちゃんの姿に、涙しているSSさんが特に印象に残っている。
 
出口へ向かいながらSSさんは言った。
 
「青いままで終わった、そんな感じですね。その本当に短い時間に立ち会えたことが奇跡だったのかもしれません。でもこれで終わりなのかと思ったら、途中で頭がおかしくなりそうでした」
 
SSさんは前日、一晩かけてなっこちゃんへの手紙を書き、最後のプレゼントを用意していた。青い文字で書いた便箋は5枚にもなったとのことだった。
でもその手紙がなっこちゃんに渡ることはなかった。
その日の夜中、SSさんからDMが届いた。
 
「最後の最後なのに、手紙とプレゼント渡し忘れて、持って帰ってました。人生でこんなに長い手紙書いたことなかったのに…」
 
なっこちゃんはその翌日が18才の誕生日だった。
 
SSさんのなかでは、なっこちゃんは永遠に17才のままなのかもしれない。
 
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SSさんのツイートより
 
 
 
■アイルネラストライブ(北村さん[仮]編)
 
ライブ前、会場近くのたまりにいると、見覚えのある顔が見えた。
 
近くに寄ると、その人は2秒ほど無表情でボクの顔を見つめたのち、「うぉ!びっくりした。まさか来てたなんて!」と腰を抜かして言った。
「北村さん、お久しぶりです」握手した。
 
北村さんに会うのは去年12月初旬の苗場プリンス「私をネギーに連れてって」以来だった。
 
ルネの解散が発表されたころ、北村さんは「解散ライブのチケットを買わなかった事を後悔している。多分クラブチッタで観たルネが自分に取って最後のライブになるであろう」とツイートしていた。真正ルネファンの北村さんが行けないのに、自分が行っていいんだろうかと引っかかりがあった。ここで北村さんの姿が確認できて、本当にホッとした。
 
北村さんは「結局、ルネ好きなんじゃないですか」とボクに言った。
「それはまあ好きですよ」と答えた。
「このライブのこともやはりブログに書くんでか?」と訊かれた。
「まあたぶん書きます」
「もしも私が今日のライブに行けずにそのブログを見たら、怒り狂って殺意を感じていたかもしれません!」
「まあそうですよね」平静を装って答えたが、背筋は凍っていた。
 
「ライブが終わったあと、日高屋でも行きましょう」と北村さんにしては前向きなお誘いを受けた。「ぜひ」と同意した。
 
そして開場時間になり、それぞれ整理券番号順に会場に入った。
 
 
 
ライブ終了。会場の外で北村さんと待ち合わせた。
 
北村さんはボクを見つけるなり、こう言った。
 
「ひとっつも感動はありませんでした!柱が邪魔でほとんど見えませんでした。ほぼスマホでSHOWROOM(※)見てました」(※動画アプリ。ライブを生配信していた)
 
「……、どのへんで見てたんですか?」と訊いてみた。
「3段目の後ろの柱の後ろです。みのるさんはどこで?」
「2段目のどセンターです」と答えた。
 
無表情な北村さんを見て、再び背筋が凍った。話題を変え、北村さんの気を逸らせることにした。
 
「『Music Lovers』やりましたね。北村さんが一番かっこいいと言ってた曲。送ってくれた動画で予習してたので楽しめました」
「あれはかっこいいです。ダンスも最高にかっこいい。しかし今日はまったく見えませんでした!」
 
これ以上なにか言っても墓穴を掘るばかりだ、背筋が凍るばかりだ。そう思い、北村さん越しに横浜の夜景を眺めながら、この日のライブを一人反芻することにした。
 
01. ミラクルをキミとおこしたいんです(サンボマスター)
02. 夏の決心(大江千里)
03. Blue Love Letter
04. Good day Sunshine(SAWA)
05. 6AM(堂島孝平)
06. 太陽と心臓(東京スカパラダイスオーケストラ)
07. 手を打ち鳴らせ!!(THE イナズマ戦隊)
08. The Cut(Base Ball Bear feat.RHYMESTER)
09. あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう(岡村靖幸)
10. 交感ノート
11. 若者のすべて(フジファブリック)
12. 5センチメンタル
13. 愛はおしゃれじゃない(岡村靖幸 w 小出祐介)
14. 金曜日のおはよう(HoneyWorks)
15. トラベラーズ・ハイ(スキマスイッチ)
16. シルエット(KANA-BOON)
17. Funny Bunny(the pillows)
18. changes(Base Ball Bear)
19. 恋する感覚(Base Ball Bear feat.花澤香菜)
20. Music Lovers(JERRY LEE PHANTOM)
21. YOU(大江千里)
22. 君の知らない物語(supercell)
23. 前髪
24. 17才(Base Ball Bear)
<アンコール>
25. 17才(Base Ball Bear)
 
この日のライブはファン投票で選ばれた曲で構成されていた。
自分がアイルネにやや距離を置く理由になっていた懐メロを感じさせる曲は一曲もなかった。どの曲もルネのオリジナルのような感覚で見ることができ、ライブに没入できた。
 
 
21時半。今宵SSさんはルネ仲間としみじみ語らいたいはず。北村さんは横浜から2時間ほどかかる埼玉県某市に在住。それらを勘案すると、2人でさっと何か食べて帰るのがベストと判断し、「もう遅い時間ですけど、さらっとメシ行きましょう。このへんの日高屋は知りませんが、他に良い店を知ってるので」と提案した。
 
「行きましょう」北村さんの同意を得て、横浜ベイホールから15分かかる元町・中華街駅を通り過ぎ、元町商店街の奥のほうへと歩いて行った。
 
「まだ着かないんですか。不安です」と北村さんは何度か言った。そのたびに「もうすぐです」と騙し騙し歩くこと10数分、ようやく「ここです」と目的地に辿り着いた。
 
「やれやれ、30分近く歩いてとても不安になりましたが、さすが良い店を知ってますね」と、ガストの明るい照明を見て北村さんは言った。
「まあたまたまです」と答えた。
 
店に入って、席についた。ずっと立ちっぱなしだったので、やはり疲れていた。
ほっと一息ついたころ、北村さん「うぉー、終電まであと30分です!」と乗り換え案内アプリを見て焦りだした。
「すぐに適当にオーダーします!飲みものは?」と訊くと、北村さんは「ではグラスビールを」と答えた。
 
速攻でウェイターさんを呼び、
「グラスビールとグラス白ワイン。
 山盛り明太マヨポテト。
 海老のトマトソーススパゲティ。
 ローストビーフの十三穀米ご飯。
 以上でお願いします!」とオーダーし、3分後に全品出てきた。
 
やはりこの店は間違いない。
 
「みのるさんは物事に動じませんね」北村さんからお褒めの言葉を頂いた。
 
「そんなことないです。つねに弱腰です」と答えた。
 
1か月半前、ネギッコを見に横浜ベイホールへ来たときも実はここへ来ていた。そのときは学生時代の後輩と一緒だった。そのときと寸分の狂いもなく全く同じメニューを今回も頼んだのだ。
かつて読みまくったモテ本に、デート前には実際に店に行くぐらいのリサーチが必要と書いてあった。その学習の成果が、この日ついに陽の目を見たのだ。
 
メシを食いながらルネの話をした。
 
「ひとっつも感動はありませんでした!柱が邪魔で、メンバーはほとんど見えませんでした。ほぼスマホでSHOWROOMを見てました」北村さんのこの言葉を聞くのはすでに3~4度目だった。しかし今回は「みのるさんはメンバー、よく見えたんですか?」と質問が付け足された。
 
ありのままを伝えることにした。刺される覚悟はできていた。
「ええ、よく見えましたよ。デカい人が右前にいたんで、そっちはあまり見えなかったんですけど、センターから左はバッチリでした。ずーちゃんもまいにゃもよく見えました。そして今日は新たに推しが一人増えました」
「誰ですか?」
「こよ(百岡古宵)ちゃんです」
「ほー、なるほど。たしかにこよは前髪を切ってから、かわいさが倍増しましたね。そこが推しポイントですか?」
「それもあります。しかしそれより惹かれたのは今さらながらおへそです。セーラー服からのぞくこよちゃんのおへそをずーーっと見てました」
「なるほど。私の知り合いにも、『こよのヘソ見ずして、ルネを語るな』と言ってる人がいました」
「なんと深い。ルネ、17才、おへそ…」こよちゃんのおへそについて私的考察を2分ほど語った。
 
北村さんはそれを聞き、こう言った。
 
「たしかにこよのヘソは魅力的です。しかし実際のところ私は、ルネをそんな目で見たことはありませんでした。私はただ、彼女たちが一生懸命に歌い、楽しそうに踊る姿にいつも心を打たれ、ワクワクしていました。それが失われてしまうなんて……、本当に残念です……」
 
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メンバーブログより
 
その言葉を聞き、固まった。
SSさんと同じぐらい北村さんもルネを想い、その気持ちの純度はとてつもなく高かったことを知った。
自分ももっと素直にルネを受け入れていたら、ネギッコに抱いている気持ちとはまた違う、何かしらの想いが生まれ、ルネに夢中になっていたのかもしれない。そんなことを考え、虚無感にとらわれた。
 
北村さんは無念そうにこう続けた。
「しかしルネはもう終わってしまいました……。落ち込んでてもしょうがない…。
とっとと次へ行くのみです!他界先はいくらでもあります。私は今後、Juice=Juiceを本格的に推していくことを決めました!」
 
「名前は聞いたことあります」
 
「お勧め動画を後ほどお送りします!」

 

北村さんから送られてきたJuice=Juice

ハンパない色気を発している
 
 
 
 
わずか4年の活動だったアイドルネッサンス。解散はやはりとても残念だけど、人生の一瞬にすべてを置いていたことがその宿命だったような気もしている。
 
でも最後のMCで石野理子ちゃんが言っていたように、アイルネが歌った曲は時を越え、これからもたくさんの人たちに愛されていくだろうし、「交感ノート」や「前髪」などオリジナル曲も必ず後世に歌い継がれていくと思う。
 
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僕はアイルネに、素敵な歌を教えてもらえたことに感謝している。素敵な人たちとつなげてもらえたことにとても感謝している。

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