【滝沢会長(右から3人目)ら案内板を囲む会員(塩川コミュニティセンター)】
【塩川地域の歴史とロマンを感じる散策マップ】
上田市の塩川地区地域づくりの会はこのほど「塩川地域の散策マップ」を作成し、地域の全戸に配布した。
歴史とロマンを感じながら多くの人に地域を歩いてもらおうと「石井・狐塚」「南方・坂井・郷仕川原」「藤原田・ワイナリー」の3コースを設定。
コースの起点は駐車可能な塩川コミュニティセンター、南方公民館、シャトー・メルシャン椀子ワイナリーとし、それぞれの地点にはコースを示す案内板を設置した。
案内板には訪れた人に持ち帰ってもらえるよう散策マップを箱に入れて備えている。
会員は丸子まちづくり会議の塩川地区会議地域振興部会に所属する60代から70代の男女6人。
「住みなれた地域を改めて見直し、史跡の由来や伝承を記録して次世代に語り継ごう」と平成30年度から市のわがまち魅力アップ応援事業を活用し、史跡看板設置(18カ所)やマップ作りに取り組んできた。
マップは、A2判の両面刷り。
たたむとA5判になり携帯しやすい。
大石橋付近の千曲川浅瀬(猫の瀬)のシンボル「猫石」や昔から村の水田にも利用された七湧水の1つで水質が良かったため一時は酒造りにも使われたと伝わる「大井戸」などを紹介している。
副会長の堀内洋子さんは「白鳥が飛来するこの地にはヤマトタケルにまつわる白鳥伝説もある。歴史とロマンを感じワクワクしながら歩いてほしい」。
柳沢久美子さんは「浅間山の大噴火で岩石が飛んできたという『坂井地区の七つ石』のことはここに長く住んでいながら初めて知り、興奮しました」。
笹沢正義さんは「初めての発見も多く勉強になった。塩川は子や孫に自慢できる故郷です」。
大久保善司さんは「塩川地区を広く知り、実際に歩いて楽しく学べたことはわたしの財産になった」と話した。
会長の滝沢信幸さん(76)は「6自治会の仲間が皆で力を合わせて事業に取り組めた。それ自体が大きな収穫です」と力を込める。
今年度は、各コースの数カ所に誘導看板の設置を予定。
各自治会ごとに散策マップを活用した「ウォーキング大会」を計画する。


