こんにちは、有田です。
寒くなりましたね。みなさんお元気ですか?
暖冬だと言われながらも、やっぱり冬。寒い日はやってきますね。
さて、12月の「さとりのお話し会」は16日(土)11時からです。
今回のテーマは「事実と投影」です。
今回は人の心理がどのように現れているかというお話しです。
「投影」を国語辞典で引いてみました。
「姿を、あるものの上にうつし出すこと」と出ていました。
なるほど、なるほど。
「うつし出されたものは私の姿」と言えます。
例えば「私の勤めている職場ですごく自分勝手な人がいる」としましょう。
うつし出された「自分勝手な人」は事実ではなく投影です。
これを、自分の中に自分勝手な面があると考え、だからそれが外に投影されたのだ・・・
というのはちょっと違います。
その人は確かに周りの人に相談せず仕事を進めたのでしょう。
そんなことがたびたびあったのでしょう。
それをあの人は自分勝手な人と解釈してレッテルを貼ったとします。
自分勝手な人と解釈してレッテルを貼ったのは自分ですが、
じゃあ自分が自分勝手なのかという単純なことでもありません。
(ここでA子登場)
A子:私の会社にもいるわ、自分勝手なやつ。
ほんと腹が立つ!
有田:そうか、自分勝手なやつがいるんだ。
A子:いる。でも私の投影だから私が自分勝手って、
それ、違うからね。私は自分勝手じゃない。
有田:そうだね。A子さんは周りに気を遣う人だからね、自分勝手じゃない。
A子:じゃあ投影って嘘じゃん。
その人の内面がそのまま表れているだけなんじゃない?
有田:内面ってどんな内面?
A子:「私が一番わかっていて、一番仕事ができる」
そんな風に思っているのよ。
有田:あなたに対してはどんな風に思っているかなぁ?
A子:う~ん、「おまえは出来ないってバカにしている」
有田:「おまえは出来ないってバカにしている」ってその人は実際には言ってないよね。
A子:そりゃ言わないけど、私には分かるの。感じるのよ。
有田:いいところまで来たよ。
投影の本当の意味は、
「あなたが気がついていないあなたの思いは、相手が持っている思いのように見える」
ということなんだよ。
A子:えっ?どういうこと?
有田:「私は出来ない」「私はバカだ」という思いがあなたの中にあって、
これが相手があなたに対して持ってる思いのように見えるということだよ。
A子:でも、私、出来るように頑張ってる。
だから、少なくても人並みに出来るし、バカじゃない!
有田:そうだね、あなたは頑張ってるよ。
A子:でも、いつも緊張してる。
本当は、出来ないって思われたくない、バカだと思われたくないって思っているのかなぁ。
有田:そのつらい思い、癒せたらいいね。
こんなような内容で「さとりのお話し会」を開催いたします。
さとりのお話し会では、大事なことだけど
世間ではあまりテーマにならないことを話題にしています。
さとりのお話し会はどなたでも自由に参加いただけます。
どんな組織にも団体にも関係していません。
お茶をいただき、お菓子を食べながらの気楽な会です。
多くても参加者は10人程度です。
当日直接参加いただいてもよいし、
可能であれば、参加希望をメールでお知らせください。
<お知らせ>
タッピングセラピー体験価格実施中です。
90分5,000円を90分3,000円です。
当分の間実施しますのでご予約くださいませ。
TEL090-9735-4156
◆
<2023.12月の「さとりのお話し会」開催概要>参加者募集中!
●日時 2023年12月16日(土) 11時~14時
●会場 鳥取県立武道館 師範室2(和室)
米子市両三柳3192-14
●参加費 500円
●主催者 有田 勝行
●参加申し込み・お問合せ
電話 090-9735-4156(有田)
メールkatuyuki.arita@gmail.com