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48歳から人生回復中

元ギャンブル&アルコール依存症者

ガネーシャですゾウ

 

インドの神話より

 

悪魔の王国の王様が、神の王子の妻(姫)を誘拐した。

神の王子は姫を助けるため、悪魔の王国に乗り込み、戦争になる。

悪魔王には弟がいたが、弟は善良な心の持ち主で、

神の王子に姫を返すよう兄に進言したが聞き入れられず、

兄のもとを去り神の王子の仲間になる。

 

ある時、戦場に一人の悪魔の若者が現れる。

悪魔王の弟は、神の王子に

「あの者はとても強いので、真っ先に倒さなければなりません」

と助言する。

助言のとおり、神の王子は悪魔の若者を矢で射抜き倒した。

すると、悪魔王の弟は、若者の亡骸をかかえて泣き出した。

神の王子が

「あなたは何をそんなに悲しんでいるのですか」

と優しくたずねると、悪魔王の弟は泣きながら答えた。

「この者は私のひとり息子です。

敵となった今、あなたに倒してもらいましたが

私は愛する息子の死に耐えることができません。

どうか、この悲しみと苦しみから立ち直れるように

私に耐える心と許す心をお与えください」

 

 

 

あなたが悲しみから立ち直れますように。