5月に入ると、九谷焼振興や九谷茶碗まつり盛況を祈り、3陶祖の慰霊祭が小松市と能美市の夫々ゆかりの神社で行われる。

 

・「本多貞吉」翁-1766~1819、若杉窯を開き再興九谷焼の立役者。
・「齊田道開」翁-1796~1868、佐野窯を開き二度焼き技法を生み出す。
・「九谷庄三」翁-1816~1883、寺井で優れた製品の量産化を実現。

 

九谷茶碗まつりのルーツは、齊田道開を忍んで1908年に始まった「茶碗まつり」と、九谷庄三を忍び1921年から始まった「九谷まつり」で、開催時期や会場を変えながら現在に至っている。

 

第110回九谷茶碗まつりの最終日となった今日は、五月晴れの予報...陶祖様にも感謝である。