雪が降らない、軒下や田畑に雪がまったく無い、それどころか晴天が続き、今日の最高気温の予想がなんと!16℃、こんな正月三が日を過ごした記憶がない。


初詣や新春バーゲン、挨拶廻りに出かける我々にとっては、この天気は好都合であるが、夏季の水不足、水稲など作物への影響が懸念される。スノータイヤに変えていないという、先見の明を持った達人も多いような気もする。


12年前の平成16年申年の正月が、どんな天気だったか調べると、晴天こそ無いものの、年末から雪が少なく、1月8日に降雪との記録が残っている。毎年元旦に出かけていた家族での初詣の写真を見ても、息子たちはスニーカー履きだし、それほどの厚着もしていない。


今年の息子たち、鉄道会社に勤務する長男は元旦の仕事を終え帰省、Uターン就職する大学4年生の次男は年末に帰省し家事を手伝いする孝行ぶり、センター試験間近の三男は兄からの甘い誘惑に負けじと自室に籠っている。息子たちにとっても幸多き、一年に成ればと願って止まない。


考えれば、鉄路を守る長男にとっては雪が少ないのは好条件ではあり、ドカ雪は困るが、自然はバランスが大切であり、平年並みの降雪があっても良いと思う。


雪のない正月