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IDDM(一型糖尿病)・ipocoの暮らし

がんばりすぎない1型糖尿病・ipocoのブログです。一型糖尿病に関する情報や、暮らしの様子を書いています。
気長に一緒にがんばりましょう!

こんにちは。ipocoです。


最寄駅から2駅ほど先で、区民祭りというのをやるというチラシを、先月偶然見つけました。


そこには大きな公園の隣に区の運営するたんぼがあり、コスモス畑を作っているという。それを好きなだけ摘める「コスモスまつり」というイベントらしい。


秋らしいじゃないですか…!


ということで、夫と二人で行ってきました。
当日は快晴のお散歩日和。
こんな日はフトンになって干されたい。
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コスモス畑の近くまで行くと、近所の人たちが集まってきて思い思いに花を摘んだり写真を撮ったりしているのが見えてきました。



しばし、花を摘む。
あっ、これなんか元気そうでいーんじゃないの。
パチパチ、プツリ。

小さな小学校のグランドくらいの広さのコスモス畑に遊びに来てる人は割と少なく…満開のコスモスが柔らかい秋の風に揺れ、なんともいえないのんびりとした空気が漂う。

花には蝶々や蜂やバッタが舞い飛び、たまに花や葉っぱの上にちっこいイモムシを見つけてビックリしてみたりする。近くに売店のテントが出ていたので見物し、おやつにお団子を買ってみる。


公園は最寄駅から2駅先なので、電車に乗っていくか悩みましたが、天気が良いので結局往きも帰りも徒歩。2万4千歩、10キロほど歩き足がすごく疲れた。


いつもよりかなり動いたので、夜は血糖値がかなりの低空飛行をつづけることになり、食べてもしばらくするとまた下がる…の繰り返しでした。明け方にかけて、センサーアラートが2〜3時間おきになり、うるさくて眠れませんでした!ベーサルを減らして寝ればよかった…失敗。



こうして最近、生活は次第に秋モードに入ってきました。


編み物シーズン到来。
ただいま、帽子を製作中です。
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藤久の「ウィスター・ケイリー」という段染め糸。1玉80g、アクリル7割のウール混紡ロービングヤーン。並太、6号かぎ針です。仕上げアイロンはとにかくかる〜く、4センチくらい浮かせて、1〜2回スチームを当てて終わり…くらいが良いタイプです。

「ウィスター・ケイリー」は他にも7色あり、オレンジ系の糸もモミジみたいな色でステキです。どちらにするか悩みましたが、ブドウのような美しい色が気に入ったのでこの色にしました。

どんなになるかな〜?



こんにちは。ipocoです。


本日は、
午後から血糖値が暴走しております。」です。


ここ最近、血糖値コントロールがかなりうまくいってたので、いい気になっていました。

つい先日ら「食後の血糖値上昇、40位まででなんとかなってるぜ!」みたいな偉そうな記事をアップしたところ、

「んなわけねーだろ!ipocoのバーカバーカ…」

と嘲笑うかのように、昼食後から血糖値が暴走しております。ぐぅーん…
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そのうえ、ポンプに表示されたグルコース値は230だったのに、実測血糖値は260… 。そういう上方修正はうれしくないんですけど!


はい、すいません。
これが、本当の「ipocoの暮らし」です。
うまくいってないことの方が全然多いんですよ…、



250超えたので、追加インスリンすることにしました。「なんだよう」と1.0単位を追加したものの、1時間経ってもほとんど下がってこず、せっかちな私はすぐにイライラし始めましたが、つい5分ほど前にようやく効き始めたようで少しずつ下がり始めました。インスリンって打ってすぐには効かないんですよね…待ち時間が辛いわ。


ま…そういう日もあるかな…。



こんにちは。ipocoです。

本日のテーマは、
テレビでやっていた血糖値の話」です。

NHKで、「血糖値スパイク」を特集した番組をやっていて、新しい知識を勉強したかったので観てみました。本日は、その感想…です。


この番組で紹介されていた「血糖値スパイク」とは何かっつーと、だいたいこんな話でした。


1.明らかな糖尿病ではないが、食後すぐに血糖値が急上昇・急下降している、「一瞬だけ隠れ高血糖」がいる。
2.このような、食後短時間(1〜2時間)のうちに起こる急激な血糖値変化をスパイクと呼ぶ。
3.食前が正常(100以下)で、食後1〜2時間に140以上になる人は血糖値スパイクを起こしている。
4.食前の血糖値測定しかしない健康診断などでは見逃されやすいが、日本人でおおよそ2割くらいいると思われる。
5.血糖値スパイクを起こす人は血管障害が起こり、色んな病気になりやすい。


ふーん…


この「血糖値スパイク」を繰り返し起こしている場合、そうでない人に比べて動脈硬化が進むため、心筋梗塞などのリスクが増大する(たしか1.5倍だったかな?)ということでした。

そうですか…、それは大変じゃないですか…
自分、まさにそれじゃないですか…。
私には、食後140以下なんて、なかなか簡単に思ったようにはできませんもの…、


要は、血糖値が急激に上がったり下がったりする山をなるべく作るな!という番組で、あとは日常生活でできる対策として、食事の時にはたんぱく質・野菜の順に食べてから糖質を食べるなど、食べる順番に気をつけよう、体を動かそう、朝食は抜かないようにしよう…みたいな聞いたことあるような・ないような話になっていきました。


フムフム。


1型だったら毎食後スパイクの人はいっぱいいますよね…。私は、食後180位もけっこうあるかな…、上手くいけば130位ですけど、それでもギリギリだなあ!

【今日の朝食後の血糖値変動・ipoco編】
普通の人に比較すればやや高血糖ぎみではあるが、一応スパイクではなかった。今朝は上手くいってた!
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まあ糖尿病だったら食前が毎回100以下とは限りませんし、これは血糖値変動の振れ幅を、大きくても50位までに抑えると体に良いという話ですね。



あとは、テレビ番組なので大げさに表現してるとこも結構あって、まず「若い女性でも子供でも関係ない!」と言って始まったのに、中盤に「あなたのスパイク度リスク判定」になったら・50代以上・太りぎみ・運動不足・喫煙者・高血圧が危険!という結果になり、「冒頭に出てきてスパイクです!って言われていたキレイな若いお姉さんたち必要だったか?」と思いました。笑

ちなみにリスク判定テストの結果、ipocoのリスクは0点でしたが(笑)、1型患者であるがゆえに長年に渡って確実に強烈なスパイクを起こし続けている…、ハハハ。


また、番組で取り上げられていた人は「食事の順番に気をつけるようにしたら142くらいあった血糖値が137になりました!」と言って成功例に紹介されていたのですが、それは単なる測定タイミングや誤差による差であって、本質的な改善とはいえないのでは…、と思わずツッコミを入れました。血糖値が、瞬間で絶えず微妙に変動し続けるのを毎日眺めている私には、142と137はほぼ同じに思えたのですが、もしかしたら健康な人ではたった−5mg/dlの血糖値変動を起こすことは、「たまたま」でも「ほぼ同じ」でもなく、すごいことなのかもしれません。私にわかるのは140は目安であって境界線ではないということだけです。

そして血糖値を検査して測るにはどんな検査を受ければいいの?といった質問に、お医者さんが「血糖値検査器も、血圧測定器のように、街で簡単に買えますよ」みたいなこと言ってたけど、実はそう簡単な話ではない。本体は確かにネットや薬局で簡単に買えるけど、使い捨ての測定チップはお医者さんの処方箋がなければ買えません。それが問題なのです!なんだか知らないけど少し前に法律が変わり、医薬品としての分類のせいで測定チップはネットで買えなくなりました。実質的に、糖尿病患者かつ測定器を持っているひとで、その測定器に対応するチップを置いている限られた処方箋薬局に処方箋を持っていかなければ買えないのです。質問メッセージを送った人は、測定器を買ってみようして無理だとわかり、がっかりするかも知れない…などとぼんやり考えました。
(追記2016/10/18:買えない…と思って上記のように書きましたが、間違いだったようです。やっぱりちゃんと買えるというコメントを頂きました。記載内容は訂正しませんが、詳細が気になる方はコメント欄もご覧になってください。)


あなたの食後血糖値振れ幅はどのくらいかご存知ですか?私は平均すると40くらいかなあ。

40以内に抑えるための、色々やってみてわかった個人的なコツですが、インスリンを打ちおわってから6分半で食事を開始、糖質は8分で食べ始める…と上手くいくようです。1秒単位でカウントアップしてくれる、小型のキッチンタイマーを使っています。


それではまた。