病気と生きるための、感情のコントロール。 | IDDM(一型糖尿病)・ipocoの暮らし

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がんばりすぎない1型糖尿病・ipocoのブログです。一型糖尿病に関する情報や、暮らしの様子を書いています。
気長に一緒にがんばりましょう!

こんにちは。ipocoです。

本日のテーマは、
病気と一緒に生きるための、感情コントロール。
です。

なにやら壮大な本が一冊くらい書けてしまいそうなテーマですが、今回はもちろんそんなすごい話ではありません。わたしのブログの、ごく個人的な話です。


糖尿病があっても、みなさん表面上はわりと普通に、上手に社会に適応しながら生活してると思うのですが、日々起こる事件も、それに対して持つ気持ちも、本当に人それぞれですよね。


今現在、進行形で落ち込んだり、どうしようもない閉塞感を感じている方も沢山いらっしゃると思います。太古の昔より、飢えと寒さ、そして病は人の苦痛の代表格。病気に振り回されずに暮らすのなんて、とっても難しい。



私もこれまで、病気のことでは様々な人々から失礼な事を言われたり、誤解されたり、差別を受けたり、拒絶されたり、それはもういろいろな、不愉快な気持ちになりながら生きてきました。それでも平気だったのは、もともと面の皮が大変厚くてふてぶてしい人物だからといえばまさにそのとおり。とにかく今日はそのふてぶてしさを役立ててみようじゃないか!


というわけで、今病気に負けそうな人や、すでに負けとるんじゃ…という方は、よかったらipoco式もお試しください。何でも良いので、今困っている人の、ヒントになることがあればうれしいです。



●自分の気持ちを整理する。

私は、 心の中にモヤモヤとした不愉快な気分がある時は、まずそれを正確に文章にしてみます。

今、どんな気持ちなのか?
どういう経緯で、そんな気分になったのか?
何がそんなに気に入らないのか?

べつに整理したからといって、起こったことは終わったことだし変わりませんが、自分の脳ミソ内の事態をできるだけ正確に把握すると、不思議なことに実際に嫌な気持ちが自然と消えるのです。

たまに「どうも引っかかる」というようなことや、この不快な気持ちは何なのだろう…とモヤモヤすることがあります。そんな時にはとても効果的な方法です。



●病気のせいで不幸だと思うのをやめる。

これはなんだか難しそうですが、結論を言うとこれが最も早く、効果的、そして決定的な方法に他ならない気がするんです。

私もわりと長いこと1型糖尿病患者で、それなりにいろんなことがあって、自分は病気のせいでこんなに不幸な人生だ…って、随分腹立たしく思ったりしました。でもね、ある時ふと気がついたんですよ。

ねえ…自分さあ…、
なんで自ら不幸の淵に落ちてるんだい。
別に、そこににいなくてもいいんじゃないの。

つまりですね、私(またはあなた)は病気に不幸にされてるわけではなくて、自分から選んで不幸な気分の場所に立っているんです。もちろん病気は辛いもので、それは変わりません。でも、自分につきつけられた各種の難題に対してどういう態度をとるかは、自分で決められます。私やあなたの不幸な気分の真の原因は、驚くべきことに一切他人のせいじゃないのです。無責任なヤブ医者や無神経な上司・同僚や理解の足りない親族・友人のせいではないんです。それらはきっかけにすぎません。不幸な気分の継続は100%本人のスタンスの問題です。だから不幸な気分は必ずやめられます。


と偉そうなことを言った私ですが、実際には気がついたら「不幸の淵」へ、頻繁にフラフラと行っています。しかし、「不幸の淵」ではやる気・元気・勇気・生気…大切なものを吸い取られるだけで、得るものは何もありません。そこは、おなじみの「超つまんない場所」なんですよ。それに気がついたらとっとと「幸せの里」に帰りましょう。

私は自力で帰れますよ。
だからあなたも帰れます。
というか、やってみると思ったよりそんなに難しくないです。意識してやってみてください。



さいごに…、
苦しいことがあっても、そんなに思いつめないでくださいね。「生きてるってなんて幸せなんだ」と思うことが、この先必ず、何度もありますから。
もっとお気楽に生きましょう。




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