シルエットに挑戦。 | IDDM(一型糖尿病)・ipocoの暮らし

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こんにちは。ipocoです。

本日は、ポンプの針斜め刺しにチャレンジ。という報告です。


カニュレの針は、お腹に対して垂直に刺すか、斜めに刺すか、種類を選べますが、日本では垂直タイプの「クイックセット」のほうが普及しているのだそうです。

私もクイックセットを使っていたのですが、お腹の皮が薄いため、垂直に刺すと刺し過ぎでなんか痛い!!という場所へ針が届いてしまうようで、最近は腰やお尻の方にばかり刺すようになってきてしまいました。

そこで、「シルエットセット」を使って痛みが減るか、試してみることにしました。

シルエットセットの針を刺すには、自分で刺すか、専用のサーター(針を刺す道具)を使うかのようです。が、私は注射していた頃から垂直にしか針を刺したことがないので、斜めと言われても角度がよくわからん…と思い、病院にお願いしてサーターを取り寄せてもらいました。


クイックサーターとシルサーターを並べてみたら、かなり大きさが違いますね。

コンパクトなブルーのクイックサーターに比べ、シルサーターは長くてグリップハンドルみたいです。「よし、刺すぞっ!」て感じですね。

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クイックセットでは、
リザーバーにインスリンをいれてポンプにセット→ポンプを操作してチューブ内をインスリンで満たす→サーターで針を刺す→導入針を抜き、カニュレの中にインスリンを送る(フィックスドプライム)という手順ですが、シルエットでもほぼ同様です。

シルエットのパッケージでは、カニューレ針のシール部分と、チューブとが分離して入っているため、先に針を刺してお腹にシールを貼っておいてから、そこへチューブを接続するところが違うくらいでした。

また、シルサーターは写真の白いプラスチックの部分にシールを挟んで使うのですが、針の保護カバーを外すと針がむき出しになり危険!!という感じがします。

クイックだと、ブルーのサーターをお腹の上で押さえてパチン!とやるだけで、実際に飛び出すところは見えないし簡単ですが、

シルエットだとこのグリップを握って「ウリャッ!」という感じでリリースボタンを押して刺します。写真の白いプラスチックの部分がスライドする可動部で、リリースボタンを押すと2つの枝みたいになっている部分へ4センチほどスライドして飛び出す仕組みです。動きが大きいので、最初は痛そうだな…とドキドキしましたが、刺した感じはクイックセットと同じです。

また、カニューレのシールですが、
クイックセットでは刺した部分がプラスチックの蓋の下に完全に隠れるので「守られてます」という感じなのに対し、

シルエットの場合、プラスチックの蓋はチューブとお腹に貼ったシールの接合部分なので、刺さっている部分は上からシールが直接貼ってあるだけで隠れません。その部分だけ、直径5ミリほどの円でシールが透明になっていて見えますので、炎症などを起こして赤くなったら、すぐに分かりそうです。


左がクイックのチューブとカニューレ、右がシルエットです。
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斜めに刺していたら、すっと抜けてしまいそうな気がしましたが、実際にはシールがしっかりお腹にくっついているので、そう簡単には抜けないとわかり安心しました。

そして、これが一番重要ですが、シルエットではこれまでの「刺さり過ぎ」による痛みがまったくありません。


クイックは簡単だし、
でもシルエットだとお腹が痛くないし…。

うーん。どうしよう。迷っちゃうな。


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