ちょっとぐらい、図々しく。 | IDDM(一型糖尿病)・ipocoの暮らし

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こんばんは。ipocoです。

今日は、他人に気を遣いすぎないで、リラックスしようというお話をしようと思います。


世の中には実に様々な考え方がありまして、図々しい人がいたり、逆に気を遣いすぎという人がいたりします。

じゃあ、そういうお前はどの辺りだということになると、多分真ん中辺りではなかろうかと思ってはいるけど、自分がそう思っているだけかも、どうもハッキリしないところであります。


こんな事を考え始めたきっかけは何だったのかと言うと…本日のもうひとつのテーマ、カルテ開示請求について調べていて、思ったことなのです。

半年ほど前に、それまで通っていた病院から自宅近くの病院へ紹介状を貰って転院したんです。
それで、あまり詳しい治療の記録を自分でつけていなかった私は、いつなんの薬に変えたとか、過去の経緯が思い出せなくなってしまったのです。
これまでの10年分以上の歴史を、前の病院のカルテの中に置いてきてしまったのを今さら知りたいんだけど、どうしたらよいのでしょうか?


答え:転院後、五年以内に病院にカルテの開示請求をする。


病院のカルテの保存期限は法律で五年以上と定められているので、その期間内に本人または代理人が病院の窓口に行って手続きすれば、コピーをもらう事ができるようです。

で、なぜそれが図々しいとか気を遣いすぎになるんだと言う事ですが…

インターネットで「カルテの開示請求」というテーマを検索してみたところ、実に様々な意見が飛び交っていました。

「患者が見る事は許されない」
「見せるかどうかは病院による」
「見るのにはお金がかかる」
「自分の情報を見れない訳がない」

など、真偽不明な見られる/見られない論に始まり、

「病院に請求しても良いのだろうか」
「病院との関係が悪くなりそうで心配」
といった心配論など、実に色々。


ネットで調べ物をしてみるといつも思いますが、いわゆる「質問・掲示板」には、残念ながら当てにならない意見や回答もかなり多い。自分の求める正解を得るのは、ネットの世界でも、社会生活でも同じように難しいことだと実感します。

さて、私が気になったのは、前述の
「病院に請求したりして良いのだろうか」「病院との関係が悪くなりそうで心配」という心配論ですが、意外とこういうことを悩んでいる人は多いようです。これは自称・図太い女の私にとっては驚きでした。

私が自分自信の情報を見せて下さいと言ったとして、それに不快感をあらわにするほどの正当な理屈を持った「病院」、「医療スタッフ」という人格があるのだろうか…と思うのです。

お医者さんも病院スタッフも忙しいのに、いちいちそんなことに「患者のくせに、知りたいなんて生意気だ!」などとケチをつけたりしないだろう…まあ、開示の手続きする事務員さんくらいは「面倒なこと言いやがって」と思うかも知れませんが。でもそれが彼らの仕事だもんね?

というわけで、
自分のカルテの開示請求をしたい人は、自信をもって「見せておくれ」と言ってよいと思います。私もそうします。

病院と患者という立場だけでなく、「こんな事を頼んだら、相手との関係が悪くなるかも」という心配は世の中に溢れているようですが、正直なところ、「気にしすぎ族」の人もとても多いんだな…思います。

でも、あなたの事を気に入らないという人がいたら、入っていただかなくて大いに結構ではないですか。あなたも気に入らなくていいのです。もし関係が悪くなって意地悪をされたなら、あなたも後ろからアメ玉をペチッと投げつけてやるくらいでもよいではないですか。

実は私「気にしすぎ族」なんだよね…と思っている人は、このような「ちょっとだけ図々しい」を心がけてみてはいかがでしょう。ちょっとだけなら、図々しくてもいいではないですか。


以上、本日のつぶやきでした。



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