どうやら人間は見たいように見て、
信じたいように信じるものみたいです。
だから話が伝わらない、なんてことは
よくあること。
言っていることは事実なんです。が
それを相手は頭の中でうまい具合に
する〜っと変化させてしまう。
先ほど話したうちの娘はサラリーマンをしている
お父さんの姿が全くもって想像できないし、むしろ
「そんなのお父さんじゃない!!!」
ぐらいに思っているはずです。多分。
これは悲しむところでしょうか・・・
でも、確かに
のんべんだらりと私服でうろついている
お父さんを見ていれば、オフィスビルに
スーツ姿で出勤している姿など
想像もできるはずもありません。
でも事実なんですよねぇ。しょうがない。
だからね、想像して勝手に物語を作るなってことです。
物語を勝手に作ってそれに沿うように行動していれば
事実が見えなくなってきます。
事実を見るためにはストーリー、
つまり物語を排除するしかありません。
物語を作ると自分の感情が上乗せされていきます。
そして自分の都合の良い物語が出来上がった時に
人は勝手に満足するんです。