良くも悪くも。現実を正確に伝えてくれる。
自分の都合にいいように解釈してしまいそうな過去をありのままの姿で思い出させてくれる。
妄想を抑えて、現実に引き戻してくれる。
それでもまだとぼけて夢を見てしまいそうだ。
いつかはこの夢を乗せた列車も終点で止まるだろう。
でも終点まで止まれそうもない。レールを踏み外しても止まりそうにない。
止まることなく幾度となく回り道をし続け、間違いを犯し続けいつかは終着点につくのだろう。
なら、今はとぼけて悪魔になってもいいのかな?
軌道修正なんて言葉は頭の中から消えていく。
このまま間違った道を暴走してしまいそうだ。けどまだアクセルは踏んでない。
妄想と現実の間を傷だらけで駆けずり回ってく。
痛いけど痛くない。
楽しいけど楽しくない。
自ら傷つきに行っては後悔する。
あぁそれでもまたこの棘の道を進んでしまいそうだ。