<宇宙に任せる生き方>

 

①「宇」は天地四方の空間の広がり。「宙」は古きが往き、新らしきが来るという時間の流れ。「宇宙」とは、広がり行く空間と時間の流れのなかで繰り返されるすべてのモノ、コトの"ハタラキ"という相互作用。

 

②全体の中の個が、自己を主張しながら全体を活性化して行く。全体は個を認め、個は躍動しながら全体を支えつつ一つの系をなし、留まる時と処を知らず流れ続ける。その系は外側に門を開き、外を内に取り込みながら内を流し、外に還元し続けながら留まらずに流れて行く。

 

③個としての人のはかなさはもちろんのこと、人が集まって形成した社会や秩序も、自然や人が作っては壊し、壊しては作る、を繰り返してきた。

 

④自分自身を外側と完全に区別するのではなく、自分とは、モノが宇宙の中で、時間と空間の都合によって相互に関係し合っている"一部分の相"であると認めてしまえば、宇宙を見ようと頑張らなくても、あちらから見せてくれたり、感じさせてくれる。

 

⑤だから、曖昧なコトをはっきりとしたコトで捉えようとすると無理が生じ、かえってモノ、コトが見えなくなってしまう。曖昧さには曖昧さをもってあたる。曖昧さに対する寛容度を高める。これが人生を楽に生きる最大のコツ。

 

⑥私たちが社会の中で立ち位置を見失ったとき、先ず自分の位置を確かめ、ちょうど良いタイミングで社会に復帰する必要がある。が、そのとき、すでにある社会に自分を調和させる方が、社会を自分に近づけることを考えるよりはるかに楽なのです。