昨日りりちゃんとお散歩していたら、真っ黒なトイプードル♂に出会いました。

優しそうな飼い主さんのおばさんが話しかけてくれました。

そして、分かったことがありました。

その子の名はチョコちゃんで、１５歳で保護犬だということ。

もうお目々が視えてないということ。

心臓が悪いから、いつお迎えが来てもおかしくないということ。

それから、まだ１０ヶ月の元気なりりちゃんを見て、おばさんは言いました。

「犬を飼うと犬中心の生活になって、生活がキラキラするでしょう？」と。

確かにそのとおりです。

りりちゃんをお迎えした翌日から、毎日昼過ぎまで起きなかった娘が、早朝から起きるようになりました。

夜型から昼型になった娘は、身体の不調も幾分和らぎ、近所でバイトまで始めたのです。

娘は辛くて泣きたい時は、りりちゃんを抱っこしてドッグセラピーしてもらっています。

娘はバイトがない日は友達と遊びに出かけるので、りりちゃんのお世話は私が半部以上していますが、まるで孫の世話をしている気分です。

でも、人間の赤ちゃんだともっともっと大変でしょう。

すっかり私はりりちゃん中心の生活になり、出かけても後ろ髪を引かれるので、早く帰宅することばかり考えてしまいます。

りりちゃんはおとなしくて賢くて、人（犬）懐っこくて、性格も愛されキャラです。

おばさんが言ってくれたように、娘や私の生活はカラフルになりました。

それにしても、保健所に居た余命幾ばくもないチョコちゃんを引き取って、あのおばさんは何て優しい方なのでしょうか。

最期の最期までチョコちゃんの命を大切にされてらして、素晴らしいお人柄に感動したのでした。

昨日で１０ヶ月になったりりちゃん

保護犬を連れた優しいおばさん