うつ病のおかげで | あやっちの思うこと

あやっちの思うこと

父の介護、看取り後メンタル不調から心理学の世界へ。
現在はここ数年持病再もカテーテル手術にて完治。更年期不定愁訴と成人した2人の息子たちと仲良く?共存中です

次男の強制終了が起きてから

半年が経ちました

この間に

彼は色々なことを

諦めざるを得なくなりました


成績学年一位を獲ること

毎日のジム通い

アルバイト

友達との付き合い


私から見たら

どれも緩められて

本当に良かったと思うほど

彼は全てに完璧を求め

それを出来ない自分を責め

心が荒れてしまう


今は出来なくなった中でも

ほどほどには全て

こなせているので

本人は納得いってはいないけれど

心は割りと安定しています

その中で

彼が地元の友達と

やっと離れられたことは

「だいぶストレスが無くなった」

と。

私も長男も

次男の地元の友達との関係には

色々考えさせられ

そして胸が痛むこともありました。

でも

そんなことは

彼が決めることで

言えることは少なく

今回、うつのおかげで

付き合える友達が

厳選され

彼は気付いたのです

「あれは友達とは言えなかった」


今は数人の

彼のことを理解してくれ

お互い高め合える

そんな友達と過ごせていて

彼らがいる自分は幸せ者だと

言えるようになったのです


辛かったけれど

うつになって良かったなんてことは

無いけれど

強制終了がなかったら

もっと辛い思いを

していたかもしれないよね


「依存していたんだなぁ」

と客観視して

一回りまた成長した彼が

明るく心理系の話題を

私に持ちかけて来る毎日が

母としては

本当に良かったと思えるのです


完璧主義も

繊細なのも

生真面目なのも

彼の誠実さゆえ


無くさなくていい

自分が苦しくはならないように

仲良くお付き合いしていけば


その分

辛い人の気持ちを察せるのは

強みだよ


少しずつ

自分を解放していこうね