2025年7月17日

 午前9時。熱いミルクティーを飲みながらのブログ。

 本日の出発は午前10時30分。それまでに、最新のブログを書く。

 ご存知のとおり、長年に渡って自民党を支援してくれている職域団体(例えば、医師会や歯科医師会、建設業協会、JA等)は、それぞれ参院比例区に推薦候補を擁立し、この選挙を戦っている!!友党(与党)である公明党も同じだ。

 知事としても、これらの組織・団体等と連携しながら、各分野の県政を前に進めて来た。それだけに、知事が「特定の比例候補」だけを応援するのは難しい立場だ。

 実際、幾つかの職域団体から「比例候補を応援する県内の集会」に呼ばれた際には、出席して応援の挨拶を行なっている。

 与党の公明党はもちろん、自民党と連携して来たどの職域団体からも、それぞれ立派な現職・比例候補が名乗りを挙げている。ぜひ、全員の方々に、当選(または再選)を目指して頑張って頂きたい!!

 が、知事である自分が最も心配しているのは、今回の参院選で群馬出身の唯一の比例区候補である日本医師連盟推薦の「かまやち・さとし候補」が苦戦を強いられていることだ!!

 先般、前橋市内で開かれた「かまやち候補」の決起大会では、他の比例区候補者への配慮を緩めつつ、これまで以上に踏み込んだ「応援の言霊」を放った!!

 理由は3つ。1つ目は、数ある比例候補の中で、かまやち候補の(特にコロナ禍での)群馬県への貢献が圧倒的に大きいこと。2つ目は、参院比例区唯一の群馬県出身候補であること。3つ目は、主要な職域団体の候補者のうち、かまやち候補が最も厳しい状況に置かれていると分析していることだ!!

 上述した前橋市での決起大会の前日、主要な職域団体(建設業協会、JA、歯科医師会、看護連盟、商工会連合会等)のトップや、公明党の群馬県の幹部に、次々と電話をかけた。

 「申し訳ありませんが、かまやち候補が当落線上です。これまで他の職域団体への配慮もあって遠慮していましたが、明日は、本気モードで応援演説をやらせてもらいます!ご理解ください!!」と説明した。

 電話が繋がった方々は全員、「分かりました。大丈夫です!」と言ってくれた。中には、「知事、頑張ってください!」と激励してくれた別の組織のトップもいた!!(感謝)

 正直言うと、あるひとからは、こんな趣旨のこともお願いされた。

 「演説はいいけど、ブログでの発信は少し控えてもらえると有難い。知事の『直滑降』は影響力があるので!!」

 が、そうした職域団体関係者の方々にもう一度だけお許しを頂き、投票日3日前となる今日は、(知事として)「なぜ、かまやち候補に是が非でも当選してもらいたい!」と考えているのかを、(複数のブログで)書かせてもらう!!

 先ずは、昨晩、高崎市内で行われた参院比例候補「かまやち・さとし候補」の決起大会の様子を報告する!!

 高崎Gメッセ内の広い会場は、ほぼ満席の状態。大会自体はかなり盛り上がっていたものの、応援弁士の挨拶が長過ぎたのが、ちょっぴり残念だった!!(ガクッ)候補者本人の決意表明の時間が少なくなってしまったからだ!!(苦笑)

 知事である自分も、来賓として(地元代表の富岡高崎市長の次に)マイクを握った。話したいことは山ほどあったが、ポイントを絞って訴えた。無駄なフレーズはひとつも無かったと思う!!

 冒頭、あの新型コロナ(パンデミック)との決死の戦いの中で、政府の対策本部の主要メンバーであり、かつ大きな発言力があった「かまやち・さとし候補」に、群馬県がどれほど助けてもらったかに短く言及!!詳しい説明は(スピーチを簡潔にするため)省いた。

 続けて、「長年、政治家や選挙の候補者を見てきたが、これほど誠実で、心から信頼出来て、バランス感覚があって、しかし必要な時には決然と発言し、行動出来る人物には、これまで会ったことがない!!」と伝えた。

 その上で、参加者の方々に、こうお願いした。

 「全国比例は、自民党にとって極めて厳しい戦いになっている。このままだと、過去最低の12議席を下回る可能性さえあると報道されている。例えば10議席まで落ち込んだ場合、(2つの優先枠を除いた)8議席の中で争われることになる。」

 「昨晩、全国比例の自民党名簿を見ながら、かまやち候補が厳しい試練に直面していることを再認識した。この窮地を乗り越え、8人の中に滑り込む方策は1つしかない!」

 「それは、かまやち候補の地元であるこの群馬県から、これまでに見たことのないような大量の票を出すことだ!!」

 「本日、この会場に駆けつけて頂いた大勢の方々を力を合わせれば、必ず出来ると信じている。何しろ、今回は自民党県議団だけで、かまやち候補のサポーターを2万人以上、増やしてくれた。今まで一度も無かったことだ!!」

 「かまやち候補が当選すれば、日本の医療、福祉、介護を立て直すために、必ず活躍してもらえる。地元である群馬のことも、いろいろ助けて頂けるはずだ!!」

 「あと3日間、皆の力を結集し、何としても『かまやち候補』を国会に送り出そうではないか!!」
 
 そう締めくくると、会場から大きな拍手が沸いた。

 あ、そろそろ行かないと。この続きはその②で。