2025年7月11日
午前8時過ぎ。ちょっぴり寝不足の脳細胞を無理に動かしながら、パソコンのキーボードを叩き始めた。
本日は午後から出勤。県民健康科学大学の講義がある。それまで(午前中)は、公務以外の重要な活動に充てる!!
今朝、地元紙(上毛新聞)を広げると、一面に「2033年の式年遷宮の御装束神宝(おんしょうぞくしんぽう)の材料となる生糸の主産地に群馬県が選ばれた」という記事が大きく掲載されている!!(ニッコリ)
そう言えば、少し前から、紙面の中に「#知事会見」というコーナーが新設されたことにも、改めて気づいた。それだけ、最近の知事会見の発信力が上がっているということだと思う。これはこれで、ありがたい話だ!!
さて、昨日の知事会見で、群馬地方区を含む参院選の展望を聞かれた。その際、地元紙と朝日新聞が序盤情勢を「自公が推薦する清水候補がやや優勢」と分析していることに言及した。
対して、「清水候補が一歩、リード」と報道しているメディアも複数ある。
会見でも触れたが、30年近い政治家としてのキャリアの中で、全県選挙を6回戦い、全て圧勝した!!衆院選でも毎回、全国の仲間の選挙区を応援に飛び回った。
その経験の中で、あらゆる選挙に関して「最も注意を払っている数字(指標)」が3つある。それは、NHKのデータと党本部の数値、そして朝日新聞の情報だ。え?なぜそう思うのかって?!
NHKの数字は情報ソースのバランスがいいので、客観性が高い。更に言うと、党本部の世論調査はサンプル数が多い。そして、朝日新聞には(なぜか分からないが)選挙分析に関する独自の予測ノウハウ(?)がある!!
実際、投票結果を見ると、この3つのソースの予測が最も的中している。そう考えると、「序盤はやや優勢」というのが現実に近いと見るべきだろう!!すなわち、6〜7ポイントの差ということだ!!5ポイントだと、「接戦」と表現されるのが普通だ。
特筆すべきは、群馬を含む全国の参政党候補者の勢いに関して、朝日新聞が(他のマスコミと比較して)「より強く」見ていること。朝日の分析だけに、注視せざる得ない!!(ふう)
例えば、(朝日の記事をよく読んでみると)群馬地方区でトップを走る清水候補を追いかける最大野党の立憲と参政党の候補者が、「ほぼ並んでいる」と捉えていることが分かる!!
何度も言っているように、群馬県知事としては、「石破総理に何とか踏みとどまって頂きたい!」と願っている!!常に政府との連携を重視してきた群馬県としては、自公政権の安定こそ望ましいと考えているからだ!!
実際、選挙区では現職の清水まさと候補を応援する姿勢を明確にしている!!
が、万一、今の参政党の勢いが、選挙の中盤、終盤と止まらない(逆に増していく)ような事態になるとすれば、選挙後の「政権の枠組み」を大きく変える要素となることは間違いない!!
そうなった場合、変わるのは、政権の枠組みだけではない!仮に今回の参院選で参政党が予想を超える「大躍進」を果たした場合、今後の「選挙のあり方」そのものが変わる可能性がある!!
もし自民党が惨敗するようなことがあれば、もはや地道な後援会活動や街頭演説だけでは、有権者に十分なメッセージを伝えられないという事実を突きつけられることになる!!
もしかすると、それは「地盤とカバン」みたいな考え方を覆し、議員や首長の世代交代の流れを加速させるかもしれない!!
そう感じる理由は明快!参政党の人気を押し上げている原動力は、ネットによる発信(特にyoutubeの切り取り動画)だからだ!!
参院選挙の11日後、7月31日の後援会全体戦略会議で、2年後の知事選に(3選を目指して)立候補するかどうかを表明する。会見でも強調したが、ギリギリまで考えて決断する!!
ちなみに、現時点では6対4で、やる気のほうが優っている!!(笑)が、発表までに「どんな心境の変化が起こるか?」は、自分でも予想がつかない!!何しろ「6歳児」ですから!!(笑)
が、たとえ次の選挙に出ると決めても、2年後の選挙で勝てるかどうかは分からない!!どちらの決断をしようと、知事(政治家)として、時代の流れに常にアンテナを立てつつ、柔軟に自らを進化させていく努力が不可欠だ!!
さあ、雨模様の「街」を、少し歩いて来よう!!目に光を入れるのが、とっても大事なのだ!!