2025年7月6日:パート2

 夕方。森林浴から戻った。忙しくて手をつけられなかった「温泉文化関連シリーズ」の続編(その⑮)を、一気に終わらせてしまおう!!

 その⑫で挙げた「温泉文化の登録が実現に向けて動き出した」と感じた3つ目の理由。それは、「これまで一貫して慎重だった文化庁が、より積極的に関わる姿勢を見せてくれていること」だと記した。実は、これが最も大事な変化なのだ!!

 過去のブログでも言及したが、石破総理が3月下旬の参院予算委員会で、温泉文化の問題について、次のように明言してくれた。

 「日本の温泉地が減りつつある。これをこのままにしておいていいはずがない。温泉文化のユネスコ登録は極めて意義深い。温泉文化の定義をよく精査して、世界に通じるようにしていきたい。政府として強力に進めて参りたい!!」

 振り返ってみると、この総理答弁が行われる前、3月初旬に開催された「温泉文化ユネスコ無形文化遺産登録議員連盟」の総会に同席していた文化庁の森田正信次長が、「温泉文化の文化的価値」を初めて認める発言をしてくれていた。(感謝)

 すなわち、文化庁から「温泉文化は、登録を目指すべき案件という認識」が、正式に示されたのだ!!

 森田次長と一緒に議連の総会に出席していた小林万里子審議官とも、名刺交換した。恐らく霞ヶ関にいるこのひとが、国会議員にこの問題を説明しているのだと推察する。
 
 以前のブログでも触れたが、森田次長も小林審議官も、とても感じのいいひとだった。

 他にも京都にいる事務方の幹部の人たちも、いろいろと相談に乗って頂いているそうだ!!(感謝x2)

 このブログに何度も登場する(全旅連でも、すっかり有名になった)阿部文科大臣も、面会の時間は作ってもらえないものの、参院予算委員会で、今までより一歩、踏み込んだ答弁をしてくれている!!(感謝x3)

 「引き続き、関係団体からの求めに応じて、専門的な見地から必要となる助言等は行なってまいりたい!」と。

 何れにせよ、ここ最近、文化庁が、この問題に真剣に向き合っていることは間違いない。その点は、文化庁担当部の皆さんに、とても感謝している!!

 どこかで改めて後述するつもりだが、これまで、文化庁が温泉文化の登録に慎重だったのには、それなりの理由があるのだ!!

 もう少しブログを書き進める。温泉文化の登録運動が実現に向けて盛り上がって来たと感じる理由の4つ目は、「関係4省庁(文化庁、環境省、観光庁、厚労省)の協力で、『申請に必要なプロセス』が加速しつつあること」だ!!

 青柳元文化庁長官を座長とする「有識者検討会」には、毎回、関係4省庁が、オブザーバーとして同席。様々なアドバイスをしてくれているとのこと。

 特に、5月1日に文化庁からの検討会へのヒアリングが終わった後は、同会での議論のプロセスが加速した!!

 温泉文化の定義やストーリー、保護措置等を早急にをまとめるため、6月にかけて集中的に会議を開き、協議を重ねている。

 6月末には、難航(?)していた「温泉文化の定義」も、その他の課題(ストーリー作りや保護措置等)へのアプローチの方向性も「ほぼまとまった」との報告を受けている!!

 有識者検討会の議論の結論については、公表の方法もタイミングも、検討会にお任せしている。現在、作業中の「知事の会」による調査研究の報告書とセットで発表することも検討しているようだ!!そんなに先にはいかない気がしている。

 ちなみに、ユネスコ無形文化遺産への登録を申請するためには、「保護団体の設置」も必要となる。これについては、全旅連、日本温泉協会、日本旅館協会のワーキングチームで検討中だ。夏前の設立を想定していると聞いた。

 あ、お湯が沸いた。もう一杯、熱いミルクティーを飲む。次回のブログ(続編)では、この運動が「全国の温泉地の悲願となりつつある」状況について解説する!!