2021年8月10日:パート2

 

 18時過ぎ。少し前に角田農政部長に電話した。先般、桐生市内の農場で発生した豚熱の防疫措置(飼養豚の殺処分)に関する最新状況を聞くためだ。今日も相当、暑かった。かなり注意しながら、作業を進めてくれたようだ。

 ずっと心配していた現場での暑さ対策に関しては、ようやく7台の大型扇風機が入ったと聞いて、ひとまず安堵した。現場に、複数の移動式プレハブ(エアコン付き)を設置する工事も終わっているとのこと。今後、作業中に体調を崩す人が出た場合、現地対策本部の事務所まで戻らなくても、作業現場の近くで休憩する場所を確保出来た。

 今日の夕方から、JAグループ関係者も作業に合流してくれたはずだ。明日からは、県庁全体で職員を動員する。その前に、少しでも環境を整えておきたかった。

 本日15時時点での処分頭数は2,224頭。進捗率は4割に達している。国と連携した感染経路等の原因究明と対策の検討も進んでいる。

 角田農政部長、農政部を中心とした県庁職員の皆さん、地元自治体関係者の皆さん、ご協力を頂いている関係団体の皆さん、本当にお疲れ様です。逆に迷惑になるので、私自身が現場に足を運ぶようなことはしません。代わりに、知事の立場で出来る最大限の後押しを続けます。力を合わせて、3度目の試練(豚熱)を乗り越えていきましょう!

 さあ、夕食の準備をしないと。昼食に続いて、夕飯も上州の生うどん。今回は、鶏肉も投入する。